このトレーニングには32名の選手が参加しており、中でも注目を集めたのがドラフト1位選手である佐々木泰内野手（22歳、青学大卒）です
彼はフリー打撃を行い、昨年11月に左肩を脱臼したにもかかわらず、力強いスイングを見せました
佐々木は「万全の状態で2月1日から入れるように、着々と準備を進めている」とコメントし、春季キャンプへの意気込みを語りました
佐々木選手のフリー打撃
この日のフリー打撃では、彼は特に打球角度を意識し、ドラフト前に仕様したプロ仕様のバットを使用しましたこのバットは握りやすさを重視し、選手がより精密にスイングできるように設計されているものです
彼は「しっかりと球にスピンをかけ、フライを打つイメージで意識している」とも話しました
リハビリ期間の経過
佐々木は昨年11月の明治神宮大会で左肩を脱臼し、現在もリハビリを進めています彼は「肩は問題ないが、体の切れやスイングのスピードを戻していく必要がある」と話し、さらなるレベルアップを目指しています
新井監督は「状態を見ながら」としつつも、期待される即戦力スラッガーの順調な回復を評価しています
周囲からのサポート
合同自主トレの初日、佐々木は先輩選手との交流もあり、栗林選手から肩の状況を心配する言葉をかけられたと明かしました彼は先輩に「不安なことはいつでも聞いてこい」と言われ、周囲のサポートに感謝の意を示しました
他の選手の状態
合同自主トレには、ドラフト2位の佐藤柳選手など他の新入選手も参加佐藤柳は故郷からのプロ入りを果たし、自身の成長に意気込みを見せました
広島の選手会合同自主トレにおいて、ドラフト1位の佐々木選手がフリー打撃で力強いスイングを見せたことは、彼のリハビリと春季キャンプへの準備が順調に進んでいることを示しています。また、周囲の選手たちからのサポートも彼の成長に寄与していることが分かります。
キーワード解説
- フリー打撃とは？ フリー打撃は、選手がピッチャーからボールを受け取って行う打撃練習のことです。選手は自由にスイングを行い、技術やパワーを向上させるために最適な練習方法とされています。
- 左肩の脱臼とは？ 左肩の脱臼は、肩関節が本来の位置から外れることを指します。この状態になると、痛みや腕の可動域の制限が起こるため、適切なリハビリが必要です。
- スピンをかけるとは？ スピンをかけるというのは、ボールを打つ際に回転を加えることです。ボールがスピンをかけることで、軌道が安定し、飛距離が増したり、打球の質が向上します。
