上智大初のNPB選手誕生へ、正木悠馬投手が育成ドラフト6位指名を受ける

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西武ライオンズから育成ドラフト6位で指名を受けた上智大学の正木悠馬投手(4年、レドモンド高)が、24日、東京都内の大学で記者会見を行い、入団の意向を表明しました

この指名は、上智大学野球部創部109年の歴史において初のNippon Professional Baseball(NPB)ドラフト指名となります

正木投手は、「素直にうれしい」と喜びを語り、仲間たちとともに指名の瞬間を迎えました

当日は大学構内でチームメートと共にお祝いし、「自分以上に喜んでくれて、ありがたいしうれしかったです」と述べ、感謝の気持ちを表しました

名前が呼ばれた瞬間はお祭り騒ぎに包まれ、4年間を共にした仲間と喜びを分かち合ったといいます

彼の武器は、最速153キロを記録するキレのある直球です

横浜市に生まれ、父の仕事で幼少期と高校時代を米国で過ごしました

帰国子女枠で合格した上智大学の野球部は、東都大学野球の3部リーグに所属していて、練習環境は恵まれていないとのこと

自宅から野球場までの距離は片道2時間30分で、投手コーチも不在のため独学で技術を磨いてきました

正木投手は、「レベルの高い環境で野球ができることは本当にわからないことだらけだと思う

すべての練習が新しい経験で、すべてやりたい」と目を輝かせました

また、メジャーリーグベースボール(MLB)からマイナー契約の打診があったものの、「日本で結果を残したい」という思いからNPBでのプレーを希望したと語っています

指名を受けた西武には特に熱心に見に来てくれていたと感謝の意を示し、「勝つためだったらこのピッチャーを使いたいと思われる投手になりたい」と目標を明かしました

今後の成長に期待がかかります

正木選手の夢物語は、これからスタートを切るのです

正木悠馬投手の指名は、上智大学スポーツ界において非常に意義深い出来事です。現在のプロ野球界では、多くの選手が育成枠でスタートする中、彼もまた新たな歴史を刻むことになります。独学での成長は大変な道のりですが、その努力がどのように今後のキャリアに影響を与えるのか注目です。
キーワード解説

  • 育成ドラフトとは?:プロ野球チームが、将来的に戦力となりうる選手を獲得するための制度で、選手数が限られる育成選手を対象に行われます。
  • NPBとは?:日本プロ野球(Nippon Professional Baseball)の略で、日本のプロ野球リーグの最高峰を指します。
  • メジャーリーグベースボール(MLB)とは?:アメリカ合衆国とカナダで行われているプロ野球リーグで、世界的に最も権威のあるリーグの一つです。

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