吉田さんは帝京高校での活躍を経て、2002年度のドラフト2位で広島東洋カープに入団
しかし、左肩の故障によりキャリアの初期に壁にぶつかったものの、外野手として再起
7年間のプロ生活を経た後、広島のソウルフードを焼く道を選んだ
お好み焼きとの出会い
吉田さんは東京出身でありながら、広島のお好み焼きに深い愛着を持つこの料理は、広島を代表する名物であり、主にキャベツやもやし、そばを使用して作られる
開業の際に、店舗の立地を選ぶ際は、運命的な直感が働いたという
「人形町駅からすぐの好立地ということが決め手でした」と語る
修行の日々
吉田さんは、広島の人気店「常太郎」でお好み焼きの技術を学ぶため、約3年間働いたここでの経験が、彼の技術と自信を育む基盤となった
最初は調理や接客に苦しんだものの、オーナーの励ましがあったおかげで、現在の成功へとつながった
広島愛が詰まったメニュー
「さぶろく」では、広島名物の食材を使用した豊富なメニューが揃っており、特に看板メニューである「広島お好み焼き」の焼き方にも独自の工夫が見られる一般的には生地を敷きその上にキャベツを乗せるのが主流だが、吉田さんは麺と野菜を交互に置く独特なスタイルを採用している
これからの展望
お好み焼きの道を選んでから15年が経過した吉田さんは、「まだまだ道のりは長い」と笑顔を見せる新たな顧客を増やすことを目指し、さらなる努力を続ける意志を強く持っている
吉田圭さんは、プロ野球選手としての経験を生かし、広島のお好み焼きを東京で提供するという道を選びました。彼の情熱と努力は、元々スポーツで培ったスピリットが色濃く反映されていると感じます。彼の店舗は、単なる食事の場ではなく、広島の文化を感じられる場所となっています。
キーワード解説
- お好み焼きとは?広島の名物で、主にキャベツ、もやし、そばを使用して作る料理です。上に乗せる具材や焼き方によって様々なスタイルがあります。
- ドラフトとは?日本のプロ野球において、各チームが新たな選手を選ぶための制度です。選手は希望するチームに入団できるかどうか運を試すことになります。
- 鉄板焼きとは?鉄板の上で肉や野菜を焼いて食べる料理で、主に日本の居酒屋や専門店で提供されます。

