阪神はこれで2年ぶりの日本一を目指す大事な第一歩を踏み出した
第1戦の振り返り
この試合では、ソフトバンクの近藤健介選手が2死二塁の場面で先制適時打を放ち、ソフトバンクが一時リードを奪うその後、阪神は6回に逆転に成功
ソフトバンクの先発投手であった有原は、逆転を許すこととなった
試合終盤、ソフトバンクは勝負所での粘りを見せるも、追加点は奪えなかった
監督のコメント
ソフトバンクの小久保監督は試合後、「向こうはワンチャンスをものにした最後の攻撃ではいい粘りを見せましたけどね」と述べ、冷静に試合を振り返った
今試合では、好材料を結果へと結びつけられなかったことが悔やまれる
近藤選手の復帰
左脇腹の痛みから約1カ月ぶりに復帰した近藤選手は、4番・指名打者としてスタメン出場した先制適時打を打った直後には「絶対にランナーを返そうと集中した
大事な先制点がとれて良かった」と喜びを語ったが、その後の追加点が得られなかったことが響いた
次の試合に向けて
ソフトバンクは、これまで球団が福岡に移転してから阪神との日本シリーズでは7戦全勝を誇っていたが、この試合で初めて敗戦を喫した小久保監督は焦らず、「先のことを考えず、明日やるだけ」と次の試合に向けた心構えを示した
阪神が日本シリーズ初戦で逆転勝利を収めたことで、チームの士気は高まるでしょう。一方で、ソフトバンクは接戦の中で追加点を得られなかったことが響き、今後の試合での反発を期待したいところです。両チーム共に次の戦略をどう組み立てるのか注目です。
キーワード解説
- 日本シリーズとは? 野球における日本一を決める大会で、セ・リーグとパ・リーグの覇者が対戦します。
- 適時打とは? ランナーがいる状況でヒットを打ち、その得点を導く打撃のことを指します。
- リリーフとは? 試合中に先発投手の後を受けて登板する投手のことで、主に試合終盤での防御力を担います。
- 逆転勝ちとは? 追いかけていたチームが、試合の途中でリードを奪い、そのまま勝利することを意味します。

