伊藤大海選手が「沢村賞」を受賞、日本ハムから18年ぶりの快挙

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日本ハム・伊藤大海が「沢村賞」を初受賞、18年ぶりの快挙

プロ野球界での名投手を称える「沢村賞」の受賞者が、2025年10月27日に東京都内で開催された選考委員会によって発表され、北海道日本ハムファイターズの伊藤大海投手が初受賞を果たしました

この賞は、プロ野球創設期の卓越した投手、故沢村栄治氏にちなんで名付けられ、シーズン内での優れた成績を収めた先発完投型投手に授与されます

選考基準と伊藤投手の成績

今回の選考では、選考委員に平松政次氏、堀内恒夫氏、山田久志氏、工藤公康氏、斎藤雅樹氏が名を連ねました

伊藤投手は、登板数や完投数、勝利数、投球回数、勝率、奪三振数、防御率という7つの選考基準を満たし、特に登板数、勝率、奪三振の3項目で優れた成績を示しました

伊藤大海選手の成績

選考基準 基準数値 伊藤の成績
登板数 25 27
完投数 10 6
勝利数 15 14
投球回 200 196 2/3
勝率 .600 .636
奪三振 150 195
防御率 2.50 2.52
この結果、伊藤選手は2007年のダルビッシュ有選手以来、18年ぶりに日本ハムからの受賞者となりました

伊藤大海選手が「沢村賞」を受賞したことは、日本ハムファイターズにとっても久々の快挙であり、チームの誇りとも言える出来事です。選考基準をクリアし、特に奪三振数や勝率で目覚ましい成績を残した点が評価されています。若手選手の成長とチームの今後を期待させる良いニュースです。
キーワード解説

  • 沢村賞とは? プロ野球界で最も優れた先発完投型投手に贈られる賞で、名投手・故沢村栄治氏にちなんでいます。
  • 奪三振とは? 投手が三振を奪った回数で、投手の実力を測る重要な指標です。
  • 防御率とは? 投手が被った自責点を元に算出され、低いほど優れた投手とされます。

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