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日本ハムドラフト6位の山城航太郎投手がブルペン初投球、稲葉2軍監督の指導を実践

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日本ハムのドラフト6位指名を受けた山城航太郎投手(22歳=法政大学)が、千葉県鎌ケ谷市の2軍施設で初めてブルペンに入り、20球を投じました

ブルペンとは、試合中にピッチャーが投球練習を行う場所で、選手が試合前やリリーフの準備をするために利用されます

山城投手はこの日の投球練習で、「指のかかりが良くなかった」と振り返りましたが、「抜けてもいいから上の方を狙って、リリースを早くする」という自らの工夫を通じて、意義のあるプレーとなりました

リリースとは、ボールを手から離す瞬間のことで、適切なタイミングで行うことが投球の精度に直結します

今月上旬に入寮した山城選手は、稲葉篤紀2軍監督から直接指導を受けました

稲葉監督は、ピンチの際の心構えについて「結果を考えないこと」とアドバイスをしました

この考え方は、ナーバスになりやすい場面でも自分を見失わず、冷静にプレイするために重要です

山城選手は、過去の自分が結果にばかり囚われていたことに気づき、この教えを「新しい発見」として受け止めています

この日、山城選手はドラフト3位の浅利太門選手(22歳=明治大学)にじゃんけんで負け、投球練習の順番が2番手になりました

新人研修会でも、タクシーの助手席に座る際にじゃんけんに敗れたこともあり、「いつも最初はチョキを出す」という自分のポリシーを貫いています

今後の成長とともに、いつの日かお立ち台で“Vサイン”を掲げることを目指しています

取材: 永野高輔今回の山城投手のブルペン初投球は、彼の成長を示す重要な一歩といえます。稲葉監督の教えを実践し、プロとしての心構えを学んでいる様子は、多くのファンにとっても期待が高まる要素です。
キーワード解説

  • ブルペンとは?:プロ野球において、試合の際にリリーフや先発投手がウォームアップをするためのエリアのことを指します。
  • リリースとは?:ピッチャーがボールをバッターに投げる際、腕を振りぬいてボールを離す瞬間のことをいいます。このタイミングが重要で、正しいリリースがなければ、ボールの制球が難しくなります。

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