試合は甲子園スタジアムで開催され、才木は1点のリードを保っている状況で迎えた4回の表に4番打者、山川穂高との対決が注目を集めた
才木と山川の対決
4回1死の場面で、才木はこのシリーズで暴れまわっている山川との対峙（たいじ）を迎えた山川は第2戦で3ランホームランを放った猛者であり、才木にとっては非常に厄介な相手だ
彼は初球に外角ボールゾーンへ落ちるカーブを投げ、この球を見逃された
続く2球目にはスライダーを投げたが、これが中に入ってしまった
同点弾の瞬間
山川はその2球目のスライダーを捉え、バックスクリーン左に飛び込む同点弾を放った才木はその後の4回表に後続を抑え、勝ち越しは許さなかったが、ベンチに戻る際には悔しそうな表情を浮かべていた
専門家の評価
この試合を中継していたNHKBSの解説者、元中日ドラゴンズの投手・大野雄大は「直球だと怖いので変化球を投げたが、それを一発で捕らえる山川の技術がすごい」と彼の打撃技術に驚きを隠せなかった山川はパ・リーグで4度の本塁打王に輝いたことがあり、その打撃能力は他の選手たちにとっても脅威と言える
今試合では、阪神の才木投手が重要な局面で同点のホームランを浴びてしまいましたが、その後は冷静に後続を抑えた点は評価できます。山川選手の打撃技術も際立つ場面が多く、プロの厳しさを感じる一戦でした。
キーワード解説
- 同点弾とは？ 同点弾は、試合の点数が同点になるホームランのことで、試合の流れを大きく変える瞬間となる場合が多いです。
- スライダーとは？ スライダーは、ボールが横にスライドするように変化する球種で、多くの投手にとって重要な変化球です。
- バックスクリーンとは？ バックスクリーンは、野球場の奥に設置されている大きなビジョンのことで、ホームランが飛ぶと観客や選手の注目を浴びる場所です。
