中日・後藤駿太外野手が戦力外、プロ12年のキャリアに幕

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中日ドラゴンズの後藤駿太外野手(前橋商)が、戦力外通告を受けたことが発表された

後藤選手は、2010年に関東地区で注目された大型外野手であり、スピード、強肩、長打力を兼ね備えた逸材として、多くの期待を寄せられていた

彼は高校時代、09年の選抜高校野球と10年の春夏甲子園に出場し、8打数3安打という成績を収め、特に一塁走者を自慢の強肩でアウトにしたファインプレーは今でも記憶に新しい

プロ志望届を提出した後は、10年のドラフトでオリックス・バファローズに1位指名されて入団

オープン戦での活躍が評価され、プロ1年目から開幕スタメンを勝ち取ることとなった

プロ入り後は、2014年に通算22本塁打を記録するなど、一度は輝きを見せた後藤選手

しかし、中日移籍後は結果を残せず、2023年が最多出場である52試合に留まった

今年のシーズンは22試合の出場に終わり、通算成績は1042試合、393安打、15本塁打、151打点、21盗塁、打率.216という結果となった

戦力外通告はプロ選手にとって辛い決断であり、後藤選手も今後の進路について考える時間が必要だろう

後藤選手の戦力外通告は、彼のキャリアの終焉を示唆するものとして多くのファンに衝撃を与えた。高校時代から注目されていた選手であるだけに、その未来に何が待っているのか気になるところだ。多くの若手選手が台頭する中で、ベテラン選手としての役割を果たすことができなかったのは残念だが、今後の彼の再起を期待したい。
キーワード解説

  • 強肩とは?:野球において、選手がボールを遠くに、そして正確に投げる能力のこと。内野手や外野手にとって特に重要な資質である。
  • トレードとは?:プロスポーツ選手が他のチームに移籍する際に行われる取引のことで、選手や選手、選手とドラフト権などが交換されることがある。
  • 戦力外通告とは?:プロ選手が所属チームにおいて契約を解除されることを指し、選手にとっては新たなチャンスを探さなければならないことになる。

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