日本シリーズ第3戦:ソフトバンクが阪神を2-1で制し、荒木氏が大山選手の姿勢を評価

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2025年10月28日、阪神甲子園球場で行われた「SMBC日本シリーズ2025」の第3戦は、福岡ソフトバンクホークスが阪神タイガースを2-1で下しました

この試合について、元中日ドラゴンズの選手で現在は解説者の荒木雅博氏に話を伺った

大山選手の打撃不振について

試合中、大山悠輔選手は安打を放つことができず、フライアウトやゴロアウト、そして死球を記録するだけに終わりました

これで日本シリーズでは12打席連続無安打という結果となっています

荒木氏は、「短期決戦ではこういった選手が出てくることがある」としつつ、大山選手の打撃だけでなく守備の面にも注目しました

守備における貢献

荒木氏は「打つか打たないかは、その選手の状態によるところが大きい

しかし、バスター(バントでのランナー進塁を狙う打法)でゴロを捕球し、二・三塁間でアウトにするなど、守備面ではしっかりと役割を果たしていた」と評価しました

打撃に苦しんでいても、守備に力を入れる姿勢を見逃しませんでした

試合全体の戦況と今後の展望

これまでの日本シリーズでは、阪神は3試合でわずか4得点とソフトバンク投手陣に対して打てていません

しかし、4番・佐藤輝明選手は3戦連続で適時打を記録しています

荒木氏は「大山選手にヒットが出れば、チーム全体の流れが変わるかもしれない」と期待を寄せました

過去の経験を踏まえて
荒木氏自身も日本シリーズで苦い経験があるとのこと

「2006年のシリーズでは5試合でたったの2安打に終わった

大山選手も同様の苦労を味わっていると思うが、やるべきことはできている

そのうち出てくるだろう」と励ましの言葉を送りました

今回の日本シリーズ第3戦では、阪神の大山選手が打撃不振に苦しむ中でも、守備の面ではしっかりと貢献している姿が印象的でした。荒木氏の的確な分析が、試合の重要性を示しています。打撃に結果が出ていなくても、チームへの影響を考えると、今後の巻き返しに期待が高まります。
キーワード解説

  • 日本シリーズとは? プロ野球の最高峰の舞台であり、各リーグのチャンピオンが対戦する大会です。
  • 短期決戦とは? 限られた試合数で勝敗が決まる形式で、選手のパフォーマンスが試される重要な場面を指します。
  • バスター打法とは? バントを用いて自分の打席作りやランナーを進めるための打法です。

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