日本ハム田宮捕手、秋季練習で打撃・守備の課題克服を目指す

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日本ハムの田宮裕涼捕手(25)が、エスコンフィールドで行われた秋季練習に参加し、攻守のレベルアップを目指しています

29日は自主練習形式の最終日で、フリー打撃に挑みました

他の選手が参加しない中、一人で本拠地のグラウンドで打撃練習に励む田宮は、「エスコンで一人で打てるなんてないと思うので、ぜいたくなバッティングをさせてもらってます」と振り返りました

打撃面の目標と課題

田宮選手が打撃面で設定したテーマは好不調の波をなくすことです

「やっぱり3割打ちたいので、そこに向けて

去年も今年も調子がいいときは、しっかり結果が出る

しかし、調子が悪いときにも、なんとか打てる技術を身につけたい」と意気込みを語りました

今季彼はシーズン最終盤で打撃の不調に悩まされ、その要因の一つには「疲れが影響してバットを振れなくなり、体全体が動いてしまうこと」がありました

これが悪癖となり、ボールに対してバットのポイントが後ろになりすぎてファウルが多くなってしまったとのことです

守備面での課題

守備に関しては、キャッチング技術の向上を目指しています

「キャッチングが一番ですね

フレーミング、ストライクをボールにしないってことが一番大事」と田宮は説明しました

31日からは秋季キャンプがエスコンフィールドで始まり、山田バッテリーコーチとともにじっくり取り組む予定です

昨年の同じ時期には右肘のクリーニング手術を受け、リハビリに明け暮れたため、今年はコンディションが整った上で鍛錬の秋にすることを決意しています

田宮捕手が今秋季練習で挑戦している課題は非常に重要です。打撃や守備での技術向上は、チーム全体のパフォーマンスに影響を与えるため、個々の選手が成長することが求められます。特にキャッチャーとしての役割は非常に責任が重いので、たゆまぬ努力が必要です。
キーワード解説

  • フリー打撃とは?:打撃練習の一種で、投手が投げたボールを batter(打者)が自由に打つ練習のことです。
  • キャッチングとは?:捕手が投げられたボールを受け取る技術のことです。ボールを確実に捕ることで、投手のサポートを行います。
  • フレーミングとは?:捕手がボールを受ける際に、ストライクゾーンの外からのボールをストライクに見せるための技術のことです。

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