阪神、坂本誠志郎の先制打でソフトバンク戦をリード

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◇30日 SMBC日本シリーズ第5戦 阪神―ソフトバンク(甲子園) 2年ぶり3度目の日本一を目指す阪神タイガースが、プレッシャーのかかる状況の中で重要な初回を迎えた

この試合では、先発に坂本誠志郎捕手が「8番・捕手」として起用され、2回裏に先制点を奪った

ソフトバンクの先発ピッチャー、有原航平は25日の第1戦から中4日でのマウンドに立った

阪神は、先頭打者の佐藤輝明が左前打で出塁すると、続く大山悠輔と高寺祐也が四球を選び、2死一、二塁のチャンスを作る

この好機で打席に立った坂本は、2ボール1ストライクから投げ込まれたツーシームをしっかりと捉え、三遊間に打球を送った

遊撃手・野村大樹が飛びついたものの、打球は外野に抜けていき、二走の大山はホームに向かって全速力で走った

クロスプレーとなったが、大山は間一髪で生還し、阪神は先制点を奪った

この瞬間、甲子園球場に詰めかけた虎党からは大歓声が沸き起こり、チームの士気をさらに高めることとなった

日本一へ向けての熱い戦いは、ここから加速することが期待される

阪神が重要な試合での初回を取り、士気を高めたことは、ファンにとって希望の光だ。坂本選手の振りは圧巻で、これまでの苦しい状況を打破する力を見せた。今後の戦いが楽しみだ。
キーワード解説

  • ツーシームとは?:ツーシームは、ピッチャーが投げるボールの一種で、通常のストレートよりもわずかに変化する特性を持つ。打者にとっては打ちづらいボールとなることが多い。
  • クロスプレーとは?:クロスプレーは、野球において走者と守備側選手が同時にボールに触れる可能性がある状況を指し、主にホームベースでのタッチプレーが該当する。

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