この試合では、先発に坂本誠志郎捕手が「8番・捕手」として起用され、2回裏に先制点を奪った
ソフトバンクの先発ピッチャー、有原航平は25日の第1戦から中4日でのマウンドに立った
阪神は、先頭打者の佐藤輝明が左前打で出塁すると、続く大山悠輔と高寺祐也が四球を選び、2死一、二塁のチャンスを作る
この好機で打席に立った坂本は、2ボール1ストライクから投げ込まれたツーシームをしっかりと捉え、三遊間に打球を送った
遊撃手・野村大樹が飛びついたものの、打球は外野に抜けていき、二走の大山はホームに向かって全速力で走った
クロスプレーとなったが、大山は間一髪で生還し、阪神は先制点を奪った
この瞬間、甲子園球場に詰めかけた虎党からは大歓声が沸き起こり、チームの士気をさらに高めることとなった
日本一へ向けての熱い戦いは、ここから加速することが期待される
阪神が重要な試合での初回を取り、士気を高めたことは、ファンにとって希望の光だ。坂本選手の振りは圧巻で、これまでの苦しい状況を打破する力を見せた。今後の戦いが楽しみだ。
キーワード解説
- ツーシームとは?:ツーシームは、ピッチャーが投げるボールの一種で、通常のストレートよりもわずかに変化する特性を持つ。打者にとっては打ちづらいボールとなることが多い。
- クロスプレーとは?:クロスプレーは、野球において走者と守備側選手が同時にボールに触れる可能性がある状況を指し、主にホームベースでのタッチプレーが該当する。

