３０日の第５戦では、２点リードの８回裏にソフトバンク・柳田選手の２ランホームランにより同点にされ、ついに今シリーズ初の延長戦に突入しました
その場面で、阪神の村上選手が中４日でリリーフ登板することになり、球場はどよめきに包まれました
村上選手は、初戦での素晴らしい投球を記憶に新しく、７イニングを投げて１１５球を投げ、わずか１失点で勝利投手となった実績があります
そのため、投手交代には大きな期待がかかっています
試合は、阪神が第１戦の際に先発したソフトバンクの有原投手に対し、２回２死一、二塁から坂本選手が左前打を放ち先制
さらに、５回２死一、二塁では佐藤輝選手が代わりに登板したヘルナンデス投手のストレートを捉え、中前適時打を記録
これにより、阪神はリードを２点に広げました
特筆すべきは、佐藤輝選手が日本シリーズのタイ記録である５試合連続打点を達成した点です
しかし、試合は８回裏に大きな転機が訪れます
シーズンでプロ野球新記録となる５０試合連続無失点を達成した石井投手が、１死一塁から柳田選手に同点となる２ランホームランを浴びてしまいます
さらに、栗原選手の痛烈な打球を大山選手がダイビングキャッチして、勝ち越しを防ぎました
サヨナラ勝ちを狙う９回裏では、ソフトバンクの守護神・杉山投手に対し、阪神は坂本選手が二遊間を破りそうな打球を放つも、相手の遊撃手・野村選手が素晴らしいダイビングキャッチでアウトに
阪神はついに３者凡退という結果になりました
阪神タイガースの日本シリーズ第5戦は、緊迫感に満ちた試合展開でした。村上選手のリリーフ登板は、期待と不安が交錯する瞬間であり、観客の心をつかみました。佐藤選手の打撃による活躍に歓声が上がる一方で、柳田選手による同点ホームランは試合の流れを変えました。プロ野球のプレッシャーの中で、選手たちがどのように対応するかが注目されます。
キーワード解説
- 延長戦とは？: 延長戦とは、試合が同点で終わった場合に、勝者を決めるために行う追加のイニングです。
- リリーフ登板とは？: リリーフ登板とは、先発投手の後に登板し、試合を引き継ぐピッチャーのことを指します。
- ホームランとは？: ホームランとは、バッターが打った球が外野フェンスを越えた場合に与えられる得点で、通常は1回の打席で一気に得点を上げることを指します。
