ロッテから指名された冨士隼人投手、プロへの第一歩を踏み出す

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ロッテがドラフト5位で指名した日本通運の冨士隼人投手(23)が、31日に東京・千代田区の日本通運本社で指名あいさつを受けた

この日は、ロッテの榎アマスカウトディレクターと担当の有吉スカウトが訪れ、サイン色紙とサインボールを手渡した

冨士は「少しずつ実感が湧いてきてる」と嬉しそうに語った

期待される即戦力右腕

冨士は最速155キロを記録する右腕で、即戦力としての期待が高まっている

特に印象深いのは、今年6月8日にZOZOマリンで行われた都市対抗南関東2次予選第1代表決定戦での投球で、テイ・ステックを相手に1安打完封を達成した

試合の結果は3-0で、冨士のパフォーマンスが評価された

この時、試合を観戦していた有吉スカウトは、「彼がマリンで投げる姿が似合っていた

ストレートの出力が高く、それを維持できる選手で、ぜひ先発の柱になってほしい」と期待を寄せている

兄弟対決の夢

冨士の弟は西武に育成選手として所属している大和投手であり、指名後すぐに連絡があったという

「早く1軍の舞台で対戦できるように」と励ましの言葉をもらったそうだ

冨士は「ストレートの平均球速では負けない」と決意を述べ、兄弟対決という大きな夢を胸にプロへの第一歩を踏み出す

冨士選手の活躍が今後どのように繋がっていくのか、非常に興味深い。兄弟対決の夢もあり、メディアの注目も集まりそうだ。プロとして成功を収めるための努力と成長が期待される。
キーワード解説

  • ドラフトとは? 野球選手がプロチームに選ばれる制度で、各球団は大学生やアマチュア選手を指名します。
  • 即戦力とは? プロ入りしてすぐに試合で活躍できる能力を持つ選手を指します。
  • ストレートとは? ピッチャーが投げる直球のことです。最も基本的な球種ですが、速度や切れが求められます。

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