オリックス・バファローズ、本田仁海選手に戦力外通告

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
日本プロ野球(NPB)のドラフト会議は毎年、多くの新たなプロ野球選手を誕生させる一方で、戦力外通告によって退団する選手が続出する厳しい現実も抱えています

特に、プロチーム内での選手の“血の入れ替え”が行われることは珍しくなく、多くの選手が非情な宣告を受けることになります

2025年オフには、オリックス・バファローズの本田仁海選手が構想外となりました

本田仁海選手のプロフィール

項目 詳細
投打 右投左打
身長 / 体重 181cm / 74kg
生年月日 1999年7月27日
経歴 星槎国際湘南高
ドラフト 2017年ドラフト4位(オリックス)
本田選手は、2022年にリリーフとして頭角を現し、42試合に登板を果たしましたが、今季は右肘の手術を受け、オフに自身2度目の戦力外通告を受けることとなったのです

星槎国際湘南高から2017年のドラフト4位でオリックス・バファローズに入団後、プロ入り当初は右肘の故障により育成契約を余儀なくされましたが、2020年には一軍デビューを果たしました

2022年には開幕一軍にスタートし、救援投手としての地位を確立しましたが、以降のシーズンでのパフォーマンスは持続できず、登板機会が減少

今シーズンは開幕から二軍でのプレーが続き、防御率は6.92という非常に厳しい数字となりました

さらに6月以降は実戦から遠ざかり、9月に行なった右肘のクリーニング手術および尺骨神経剥離術が影響しています

この結果、オフには戦力外通告を受けたものの、育成再契約の可能性も残されています

本田仁海選手の戦力外通告は、プロスポーツの厳しさを示しています。故障に苦しんでいた彼にとって、リリーフとしての活躍に繋がった2022年が実に印象深いだけに、今後の動向が気になるところです。育成再契約の可能性があるものの、選手生命の危機を含むこの状況から、一歩踏み出すことが果たしてできるのか注目です。
キーワード解説

  • 戦力外通告とは? プロスポーツにおいて、チームが選手の契約を解除する手続きで、プレーを続けられないことを意味します。
  • 防御率とは? 投手の成績を示す指標で、1試合あたりの自責点数を表します。防御率が低いほど良いとされます。
  • リリーフとは? 試合中に先発投手が交代する際に登板する投手で、主に試合の終盤に投げることが多いです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。