阪神岡田顧問が語る、来季のチーム課題と期待

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阪神タイガースの岡田彰布オーナー付顧問(67歳)は、1日までに行われたインタビューで、来季のチームに向けた課題を語った

彼は、球団初のリーグ連覇と3年ぶりの日本一を目指す決意を示しつつ、今季の日本シリーズで浮き彫りとなった「6番」の重要性を強調した

6番打者の課題

岡田氏は今季「6番」に位置することが多かった遊撃(ショート)と左翼(レフト)の選手について「伸び悩んでいた

結局、誰もがアカンかった」と厳しい口調で述べ、選手の成長を促した

この「6番」は野球において中軸打者の後に続く重要なポジションで、その打者がしっかり機能しないとチーム全体の攻撃力が低下する

監督目線での試合観戦

岡田氏は自身を監督目線で試合を観戦しているとし、役割に応じて適切な采配が求められると述べた

「変わったことをする必要はない

勝てるチームだから、余計なことはしない方が良い」と考えているようで、特に「6番以降」の打順が物足りないとも語っている

選手の育成とパ・リーグの強さ

将来的には選手の育成が鍵となると指摘し、「再来年からDH(指名打者)制度が導入されるので、それを意識して投手と野手を育てる必要がある」とし、ドラフトでの選手選びにも影響が出る可能性についても言及した

また、パ・リーグのレベルの高さにも触れ、交流戦での勝負が楽しみと期待感を示した

成績のデータ
6番打者の打率 0.198
長打率 0.287
出塁率 0.253
阪神の今季の「6番」打者の打率はチーム最低となり、初めて1割台に突入した

この成績は、レギュラーを固定できない状況が続いていることを意味している

阪神タイガースの岡田顧問が来季に向けて、チームの課題となるポジションや選手の育成について率直に語った。特に「6番」は攻撃の要として重要であり、選手たちにはさらなる成長が求められる。今後のチーム強化に向けた展望にも期待がかかる。
キーワード解説

  • 6番とは?
  • DHとは?
  • 交流戦とは?

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