オリックス・山岡泰輔、FA権を行使せず残留を表明

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オリックス・バファローズの山岡泰輔投手が、5月に取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず、来季もチームに残留することを正式に発表しました

この発表は、大阪・舞洲での秋季練習後に行われ、「来年もオリックスで頑張りたい」という意気込みを語りました

今シーズン、山岡選手はリリーフ専任でしたが、来季は先発投手へ復帰することが決定しました

山岡選手は、東京ガスから2016年のプロ野球ドラフトで1位指名を受けて入団し、今季は5月5日に初昇格

その後、41試合に登板し、13ホールドを記録するなど、チームにとって重要な存在となりました

シーズン終盤の10月18日には、球団と初めての交渉を行い、年俸6800万円の増額提示を受けました

チームが3年ぶりにリーグ優勝を達成する上で、彼の存在が不可欠であることも認識されています

また、秋季練習中には岸田監督と面談し、「マモさん(岸田監督)がいるから、というのが一番です」と、決断の理由を強調しました

生え抜きの人気選手として、来季はプロ10年目を迎える山岡選手は「本当にマモさんを日本一の監督にしたい」と意気込みを示しています

彼は、2年半ほど先発から離れていたため、オフシーズンを利用してその経験を取り戻すつもりです

「規定投球回を達成しながら、10勝を目指して頑張りたい」とも語り、目標を明確にしています

山岡泰輔選手の決定は、チームにとって大きな朗報でしょう。選手が自らの意思で残留を選ぶことは、チームへの愛着や信頼関係を意味します。また、それに伴い来季の先発復帰の意向も示しており、ファンとしては期待が高まります。岸田監督の存在も大きな影響を与えていることが感じられる点も重要です。
キーワード解説

  • FA権とは?:フリーエージェント権のことで、選手が自分の意志で移籍することができる権利です。一定のプロ経験をもった選手が取得できます。
  • リリーフとは?:試合中に先発投手が降板した後にマウンドに上がる投手です。主に試合の終盤を任されることが多く、抑える役割が重要です。
  • ホールドとは?:リリーフ投手が試合中に登板し、チームが勝っている状況で相手打者を抑えた際に与えられる記録です。ミスなく抑えることが求められます。

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