村上宗隆と岡本和真が今オフのFA注目選手としてランキング入り

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2025年11月3日、米NBCスポーツ電子版は今オフのフリーエージェント(FA)トップ100ランキングを発表し、東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手(25)が12位、読売ジャイアンツの岡本和真選手(29)が23位にランクインした

この両選手はポスティングシステムを利用し、メジャーリーグ移籍を目指すとみられている

村上宗隆選手に対する評価

村上選手については、3年前の22歳の時に日本プロ野球記録となる56本塁打を放ったことから、当時は世界屈指の選手と見なされていた

しかし、最近の成績に関しては懸念も示されており、「打率が2割5分4厘、三振率が21%から29%に悪化している」と報告されている

それでも、彼のパワーは未だに際立っており、「MLB(メジャーリーグベースボール)の公式球は彼に合うだろう」との見解も示された

契約予想額は5年総額1億2000万ドル(約180億円)とされている

岡本和真選手の状況

岡本選手に関しては、「村上選手のような特異な成績を上げたシーズンはないが、彼の打撃は安定しており、メジャーにおいても30本塁打は厳しいかもしれないが、安定的な得点力を期待できる」と評価されている

契約予想額は3年総額5400万ドル(約81億円)で、安全な投資と見なされている

他の日本人選手のランキング状況

ランキングには他の日本人選手も含まれており、カブスの今永昇太投手(32)が25位、契約予想は2年総額4000万ドル(約60億円)、またオリオールズからFAとなった菅野智之投手(36)が61位、契約予想は1年800万ドル(約12億円)とされている

村上宗隆選手と岡本和真選手が今オフのFAランキングに名を連ねたことは、両選手の実力や期待値の高さを示している。特に村上選手には復活を期待したいところだが、最近の成績には注意が必要だ。
キーワード解説

  • フリーエージェント(FA)とは?選手が契約期間終了後に他のチームと契約できる権利を指し、自由に移籍できる制度です。
  • ポスティングシステムとは?日本のプロ野球選手がメジャーリーグに移籍する際に用いる制度で、日本のチームが選手を海外移籍させる権利をメジャー球団に売却します。
  • 三振率とは?打者が打席で三振する割合を示す指標で、低いほど優れた打撃を示すと言われています。

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