西武、J・D・デービス内野手が自由契約に 外国人選手の動向に注目

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埼玉西武ライオンズは、今シーズン途中からチームに加わったJ・D・デービス内野手(32)が自由契約選手として公示されたことを発表した

デービス選手は、昨年7月中旬に西武に入団し、正三塁手候補として期待されていたが、36試合で打率0.204、3本塁打、9打点という成績に終わった

これに加え、三塁守備で左手首を打撲し、シーズン終盤には離脱を余儀なくされた

デービスは、10月7日に米国に帰国した際に「日本の野球や文化を知り、新しい経験ができたことは楽しかったです

ライオンズはこれからどんどん強くなっていくと思います

応援ありがとうございました」とコメントしており、日本での経験を前向きに受け止めている様子がうかがえる

西武の外国人選手状況に関しては、タイラー・ネビン外野手(28)が早くに契約延長が決まっている一方、レアンドロ・セデーニョ内野手(27)の契約更新は流動的な状態にある

また、チームは新たな外国人選手の獲得に向けて、3日に台湾・統一ライオンズの林安可(リン・アンクウ)外野手(28)に対して海外移籍制度(ポスティングシステム)を申請し、調査を進めている

J・D・デービスが西武ライオンズとの契約を解除されたことは、選手にとってもチームにとっても新たなスタートとなります。特にプレミアムな外国人選手獲得を望むチームにとって、デービス選手の離脱は考え方を見直す良いきっかけかもしれません。
キーワード解説

  • 自由契約とは?自由契約は、選手が契約を解除された場合や、自らの意志で契約を解消する際に用いられる用語です。この場合、選手は他のチームと新たに契約を結ぶことが可能になります。
  • ポスティングシステムとは?ポスティングシステムは、選手が海外のリーグに移籍する際に、元のチームがその選手に対してトレードの権利を保持する制度です。これにより、選手は海外に挑戦しつつ、母国のチームも報酬を得る機会が生まれます。
  • 打率とは?打率は、選手が打席に立った際にどれだけヒットを打つことができたかを示す指標で、選手の打撃力を測るために用いられます。打率が高いほど、安打を多く打っているということになります。

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