日本ハムが育成ドラフト1位指名の常谷拓輝選手と仮契約を締結

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北海道・札幌市にある北海学園大学の内野手、常谷拓輝選手(21)が、4日にプロ野球チームである北海道日本ハムファイターズから育成ドラフト1位で指名を受け、仮契約を結びました

指名あいさつを行ったのは、木田優夫GM代行(57)と白井康勝スカウト(56)です

常谷選手は、ドラフト後に日本ハムファンからのメッセージが100件以上届いたと語り、その指名の実感が深まっていることを示しています

仮契約後には、「ファイターズで1日でも長くプレーするため、早く支配下登録を勝ち取り、リーグ優勝や日本一に貢献したい」という強い意気込みを見せました

常谷選手の特徴はその打撃力と投手としての強肩です

8月に行われたプロアマ交流戦では右翼の超えを狙った三塁打を放つなど、右打席から広角に長打を打つことができる選手です

また、6月の全日本大学選手権では3試合で5割の打率を記録し、大舞台でもその力を証明しました

特に、投手としても最速144キロの肩を持ち、球団は常谷選手の成長を見守ってきました

担当の白井スカウトは、「常谷君は大学生の中では非常に優れた能力を持っており、育成選手としてでも機会がある」と期待を寄せています

常谷選手は札幌市で生まれ、幼少期には江別市に引っ越しました

なお、日本ハムは、2軍の本拠地を30年を目途に札幌圏に移転予定で、江別市も候補地となることが示されています

ドラフト後の10月30日には江別市の後藤好人市長(65)を訪問し、「市長さんも頑張って江別に来るように応援してくれているので、実現できれば一番良い」と述べた常谷選手

地元のファイターズ熱をさらに高めることを目指し、支配下登録並びに1軍での活躍が期待されています

常谷選手が日本ハムに指名されて仮契約を結んだことは、チームだけでなく地域にとっても大きなニュースです。地元選手が地元チームでプレーする期待が高まり、多くのファンの支えを受けることになるでしょう。特に江別市への2軍本拠地移転が実現すれば、地域の活性化にも寄与すると思われます。
キーワード解説

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