ソフトバンクから育成指名を受けた大橋令和がプロ入りへの想いを語る

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2025年11月4日、オイスカ浜松国際の内野手・大橋令和(れお)選手が福岡ソフトバンクホークスから育成4位指名を受けたことを受け、同校で記者会見を行い、プロ野球選手としての期待や決意を語りました

指名の実感と期待感

指名から10日が経過した大橋選手は、「指名を受けた時は実感があまりなかったのですが、ようやくプロ球界で活躍できる実感が湧いてきました」と述べています

この言葉からも分かるように、プロの舞台に立つことの重みが徐々に認識されているようです

彼のインスタグラムのフォロワー数は、指名後に約200人も増加したという結果も、注目度の高さを示しています

目標と成長の意志

大橋選手は、今後の目標として「まず1軍に上がる」と掲げ、「ゴールデングラブ賞を取れる選手に成長したい」と力強く宣言しています

ゴールデングラブ賞とは、各ポジションで最も優れた守備を見せた選手に授与される賞で、これを目指す意気込みは並大抵ではありません

能力とスカウトの期待

大橋選手は50メートル走を5秒9で走る俊足選手であり、広い守備範囲も強みです

スカウトの宮田善久氏は「持ち前の脚力と守備力をまず磨いてもらいたい」と期待を寄せる一方で、彼の打撃力には「まだ線が細い」との課題も指摘しました

特に、練習試合でのセーフティーバントから一塁までの到達速度が高校生の中でトップレベルであったと明かしています

指導者からのサポート

大橋選手は、永井浩二監督への感謝の意も表明しました

監督は「入学当時から素質を感じていた」とし、アメリカ・メジャーリーグでの経歴を持つため、その指導力にも期待が寄せられています

練習時には自由にプレーさせた上で、基礎を見直すための修正も行うなど、選手の成長を後押しする体制が整っています

家庭でのサポート
また、母親の由美子さん(40)への感謝も述べられました

彼女は仕事を持ちながら、毎朝早くから大橋選手を駅まで送り迎えし、体作りのための食事面でもサポートしてきたことが印象的です

母の支えが彼をここまで成長させたことが伝わってきます

今後、大橋選手はプロ入りに向けて木製バットへの対応や、夏から7キロ増えた体重を活かした体作りを続けていくとしています

自身の名前の由来や、これまで支えてくれた人々への感謝を忘れずに、新たな一歩をホークスで踏み出す決意を固めています

大橋令和選手のプロ入りへの想いが詰まった会見は、選手の将来が楽しみになる内容でした。スカウトや監督からの期待も高く、家族の支えがあったことも印象的です。今後の成長を見守るファンは多いでしょう。
キーワード解説

  • 育成指名とは?: プロ野球における育成指名は、将来的に選手として活躍が期待されるが、すぐには1軍でプレーできない選手を対象にした指名のことです。
  • ゴールデングラブ賞とは?: ゴールデングラブ賞は、プロ野球において優れた守備を披露した選手に贈られる賞であり、その年度の守備力を評価されることを意味します。
  • 俊足とは?: 俊足は、特に速く走ることができることを指し、野球では一塁到達速度や盗塁の成功率において重要な要素です。
  • セーフティーバントとは?: セーフティーバントは、バッターが意図的にバントを行って走ることを意味し、成功すればヒットに繋がる可能性が高まるプレーです。

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