阪神・藤川監督が木下投手に直接指導、さらなる成長を期待

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阪神タイガースの藤川球児監督(45)は4日、高知県安芸市で開催された秋季キャンプの第1クール最終日に合流し、リリーフ育成をテーマにした新たな指導を展開した

この日、特に注目されたのは来季2年目を迎える木下里都投手(24)で、彼に対してストレートの球威を向上させるための投球フォームの指導を行った

藤川監督は、日本シリーズが終了するや否や、安芸キャンプにすぐに向かい、合流した初日に「右の救援育成」という重要なテーマに取り組んだ

その指導方法は、自身の選手時代の経験にも基づいており、特に投球フォームやタイミングにおいては「膝を折らない」というポイントを強調した

これは、藤川監督が選手として成功を収めるために行った修正点のひとつで、彼自身が「火の玉ストレート」と呼ばれる直球を生み出す要因の一つでもある

木下投手への指導内容には、投球の際の姿勢や軸足の使い方が含まれ、特に「右膝を折らない」ことが重要視された

キャンプ当日には、球の質を上げるために捕手を通常よりも2歩後ろに下げ、投球間の体感距離を長くすることで、より強いボールを投げるための方法を模索した

木下投手は、「自分の真っすぐはまだそうじゃないが、ああいう球を投げたい」と自らの成長意欲を語った

今シーズンの木下投手は、1軍で11試合の経験を持ち、その成果を安芸キャンプで早速受けた指導に示しつけていた

彼は、他にも速球派としての才能を持つ選手がいる状況の中で、一つでも飛び抜けた要素を持ちたいという気持ちを表明しており、次回のキャンプに向けたさらなる挑戦と成長が期待されている

今回の藤川監督による木下投手への指導は、選手育成の新たな取り組みが見られる重要な試みです。若手選手の短期間での成長を促すための具体的なアドバイスは、将来を見据えたチーム作りに寄与することでしょう。木下選手が取り入れた技術が結果に結びつくことを期待したいです。
キーワード解説

  • リリーフとは?:リリーフは、試合中に途中から登板する投手のことを指し、特に後半の相手チームの攻撃を防ぐ役割を担う。
  • 球威とは?:球威は、投手が投げたボールの速さや力強さを示す言葉で、強い球威は打者に大きなプレッシャーを与える。
  • フォームとは?:フォームは、投手がボールを投げる際の体の動きや姿勢を指し、正しいフォームは投球の精度や球威に大きな影響を与えます。

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