彼は埼玉・東松山市で育ち、小学6年生の時にはライオンズジュニアチームにも所属経験がある
これは、埼玉県を代表するプロ球団である西武に対して特別な思いがあると言える
指名のあいさつには、西武の前田俊郎スカウトチーフと担当スカウトの十亀剣氏が来校
ドラフト会議から約10日が経過し、横田選手は西口監督からサイン色紙とドラフト会場の入場証を手渡され、プロ入りの実感を深めた
彼は「夢がかなった」と感極まりながら語った
横田選手は「幼少期から月に一度はライオンズの試合を観戦に行った」と回顧し、西武の選手としてプレーする夢がついに実現したことへの喜びを表現した
特に、自身が観戦した9月29日のロッテ戦では「この舞台で自分もやりたい」という思いを新たに強くしたという
彼は二刀流を捨て、内野手としての道を選んだ
身長180センチ、体重87キロという屈強な体格を持ち、高校通算で21本塁打を記録
今夏の埼玉大会では4試合に登板しながら、打率4割6分2厘という高打率を収めた
西武には7年連続でゴールデングラブ賞を受賞した源田選手や、今季急成長を遂げた滝沢選手、昨秋ドラフトで1位指名された斎藤選手など、多くの競争が待ち受けているが、「ショートで勝負したい」と意志を示した
地元の箭弓稲荷神社は「野球神社」として知られ、ドラフト当日には祈願にも訪れたという
横田選手にとって同校から支配下選手が指名されるのは初の快挙であり、「3年目からは1軍で活躍し、5年後にはレギュラーを獲りたい」と意気込んでいる
また、「試合に出続けなければ200安打も打てないため、怪我なくプレイを続けていきたい」という目標も持っている
横田蒼和選手が西武からドラフト指名を受けたことは、地元ファンにとって非常に嬉しいニュースである。彼の成長過程やプロへの意欲には多くの共感を呼ぶものがあり、今後の活躍が期待される。競争は厳しいが、その中での経験が彼をさらに成長させるだろう。
キーワード解説
- ドラフトとは？：選手が各プロスポーツチームに所属するための選択方法。選手の才能を見込んだチームが希望の選手を選び取る。
- 内野手とは？：野球のポジションの一つで、フィールドの内側で守備を行う選手のこと。ショート、セカンド、ファースト、サードなどがある。
- ゴールデングラブ賞とは？：プロ野球において、優れた守備を行った選手に贈られる賞。守備力の高さを評価する重要な指標です。
