ポスティングシステムとは、メジャーリーグの球団が海外の選手を獲得する際に用いる制度で、選手が日本の球団に移籍希望を伝えることで、その球団は選手に対する他球団との交渉権を与えることができます
高橋選手は球団を通じて、「球団にはこの挑戦を後押しいただき、本当に感謝しています
自分の意思を尊重してもらえたことがうれしいです
この決断が間違っていなかったと思えるように、精一杯がんばりたいと思っています」とコメントしています
長年の夢であったメジャーリーグへの挑戦に向けての意気込みが伝わります
広池球団本部長は、高橋選手について「ドラフト1位で入団し、1年目から非常によく投げてくれたと思います
ここ2年の成績は本人的には納得がいかなかったかもしれませんが、その間も彼の強い意思は常に感じていました」と述べ、移籍の容認に至った理由を説明しました
高橋選手は多くのイニングを投げることができる投手であり、本音としては今後もライオンズでプレーしてほしいという想いを明かしています
高橋選手は前橋育英高から2014年のドラフト1位で西武に入団し、プロ11年目の今季は24試合に登板
成績は8勝9敗、防御率3.04と、昨季の0勝11敗からの復活を遂げるために奮闘しました
秋季練習の最終日である10月27日には「まだ決まっていないので、はっきりとしたことは言えない
決まったらちゃんと報告したい」とコメントし、移籍に対する思いを伝えました
高橋光成選手のメジャー移籍の決定は、彼のキャリアにおいて大きな岐路を迎えることとなります。ポスティングシステムを使っての挑戦について、彼の強い意志が感じられるメッセージが印象的です。ライオンズでの活躍を経て、次なるステージへの挑戦を決意したことに、多くのファンが応援の声を送ることでしょう。
キーワード解説
- ポスティングシステムとは？ メジャーリーグの球団が海外にいる選手を獲得する際に、日本の球団から選手の交渉権を買うことができる制度です。
- ドラフト1位とは？ プロ野球において、各球団が新たな選手をプロに迎える際に、最も期待されている選手を選ぶことを指します。
- 防御率とは？ 投手の成績を表す指標で、投球回数に対して被った自責点を示します。数字が低いほど優れていることを意味します。
