西武・高橋光成投手、大リーグ挑戦のためポスティングシステム利用を受け入れ

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埼玉西武ライオンズは5日、プロ野球選手の高橋光成投手(28)が大リーグ挑戦を希望しているため、今オフのポスティングシステム利用を容認する旨を発表した

このポスティングシステムとは、日本のプロ野球選手が希望する場合に、メジャーリーグチームが日本の球団に対して交渉権を買い取る制度である

高橋はこれまで球団に自らの大リーグ挑戦の意向を強く伝えており、今季は国内フリーエージェント(FA)の権利も取得している

シーズン終了後には、「全ての選択肢には良い点と悪い点があります」と、移籍についての思いを語っていた

この発表に対し、高橋は「球団にはこの挑戦を後押しいただき、本当に感謝しています

自分の意思を尊重してもらえたことが嬉しいです」と感謝の意を示した

また、「この決断が間違っていなかったと思えるように、精いっぱい頑張りたいです

昔からの夢である大リーグでプレーするチャンスをいただけたことに心から感謝しています」と続けた

同球団の広池浩司本部長もコメントを発表し、「ドラフト1位で入団した高橋は、1年目から非常に良く投げてくれた選手です

最近2年間は彼にとって納得がいく成績ではなかったかもしれません

しかし、彼の強い意志を感じており、その意思を尊重して挑戦を許可することにしました

彼は多くのイニングを任せられる信頼できる投手であり、正直なところ、今後もライオンズにいてほしいと思っていますが、本人の意向を重視し、今年がその挑戦のタイミングだと判断しました」と話している

西武ライオンズが高橋光成投手に大リーグ挑戦のための移籍を許可したことは、選手の意思を尊重する姿勢を示していると感じます。高橋選手の努力が新たなステージで実を結ぶことを願っています。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?: プロ野球選手がメジャーリーグに移籍を希望する際、日本の球団が協力し、交渉権を買い取る制度です。
  • フリーエージェント(FA)とは?: 契約期間が終了した選手が他の球団と自由に契約できる権利のことです。
  • イニングとは?: 野球の試合において、攻撃と守備が交互に行われる時間の単位で、1試合は通常9イニングで構成されています。

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