髙橋光成、ポスティングシステムを利用しメジャーリーグ挑戦へ
埼玉西武ライオンズは5日、髙橋光成投手がポスティングシステムを利用してメジャーリーグベースボール(MLB)への移籍を目指す意向を示したことを受け、この申請を受諾することを発表しました髙橋投手のキャリアと成績
髙橋光成投手は、2014年のドラフト1位で前橋育英高から埼玉西武ライオンズに入団しました彼は、1年目から一軍で5勝を記録し、その後2019年には初の2桁勝利となる10勝(6敗)を挙げるなど、主力投手に成長しました
新型コロナウイルスの影響による短縮シーズンの2020年には、120.1回を投げて初めて規定投球回に到達し、その後の2021年から2023年にかけては3年連続で2桁勝利を達成しました
特に2022年には12勝(8敗)、防御率2.20はキャリアハイの成績でした
2023年シーズンの成績
昨季はチームが最下位に低迷する中、15試合に登板し0勝11敗、防御率3.87と苦戦しましたが、今季は24試合に登板して8勝9敗、防御率3.04を記録しましたまた、148イニングを投げ、エース今井達也と共にチームを牽引しました
球団と髙橋投手のコメント
広池浩司球団本部長は、「ドラフト1位で入団し、これまで本当によく投げてくれたと思います髙橋選手の強い意思は常に受け取っており、今回はその意思を尊重して挑戦を容認することにしました」とコメントしています
髙橋選手は、「この挑戦を後押ししていただき、本当に感謝しています
自分の意思を尊重してもらえたことがうれしいです
この決断が間違っていなかったと思えるようにがんばりたいと思います」と語っています
髙橋光成選手のメジャー挑戦は、彼の長年の夢であり、球団もその意思を尊重した決断となりました。今後の活躍が期待される中で、彼自身の成長にもつながる大きな一歩です。
キーワード解説
- ポスティングシステムとは?メジャーリーグに移籍を希望する選手が、NPB(日本プロ野球)からの移籍を許可される制度で、球団がその選手を海外球団に売却することが可能です。
- プロ野球とは?日本で行われるプロの野球リーグで、12球団(セリーグとパリーグ)によって構成されています。
- ドラフトとは?選手を選ぶための制度で、球団がスカウトした若手選手を指名し、契約を結ぶことでチームに加えることができます。

