侍ジャパンは、今月15日と16日に東京ドームで行われる韓国との強化試合に備え、合宿を行っています
ピッチコムとピッチクロックの導入
この日、ブルペンには多くの投手陣が登場し、投手と捕手間でサインの伝達に使われる電子機器「ピッチコム」を装着した状態での投球練習が行われましたピッチコムは、迅速かつ正確にサインを交わすことで、プレーのスピードを向上させることが狙いです
また、投手が打者に投球するまでに一定の時間制限を設ける「ピッチクロック」も設置され、投球間の確認も行われました
選手のコメント
2023年のWBCでの優勝を経験した髙橋宏斗投手(23、中日)は、井端弘和監督(50)に見守られながら、捕手陣とコミュニケーションを取りながら練習に励みました「帽子の中に何かがあるという経験は初めてです」とピッチコムの装着感について述べ、「慣れ次第でどうにでもなる」と前向きな姿勢を見せました
調整の重要性
髙橋は、「宮崎合宿は東京ドームでの試合に向けた調整と、自分のレベルアップにつなげたい」と意気込みを語りましたさらには、同じく投手の大勢(26、巨人)もブルペンに入り、投球後に指示ミスをなくすための話し合いを行いました
「思ったより違和感はない」と大勢は言い、ピッチクロックに対しての不安も吐露しましたが、成功への意欲を示しました
今後の展望
2026年3月に開幕する『2026ワールドベースボールクラシック™』では、MLBでの導入事例に倣い、ピッチクロックや拡大ベース、ピッチコムが採用される予定ですこれにより、国際試合でも進化した野球が展開されることでしょう
【ラグザス侍ジャパンシリーズ2025日本vs韓国】日程: 11月15日(午後6時30分試合開始)16日(午後7時試合開始)※場所は東京ドーム
侍ジャパンの強化合宿では、韓国戦に向けた準備が進行中であり、選手たちは最新の技術を用いた練習に取り組んでいる。ピッチコムやピッチクロックの導入が選手にとってどのような影響をもたらすのか、今後の試合が楽しみです。
キーワード解説
- ピッチコムとは?投手と捕手がサインを素早く伝えるための電子機器で、非常にシンプルな操作で投球の意思をExcelさせることが特徴です。
- ピッチクロックとは?投手が打者に投球を開始するまでにかけられる時間制限のことで、スムーズなプレー進行を目的としています。

