7日、エスコンフィールドで行われた取材会で「FAはせず、ファイターズで来季もプレーするということが今日、確実に決まりました」と明言した
契約の背景と選手としての心境
来季41歳を迎える宮西投手は、自身の年齢と最近のパフォーマンスについて複雑な思いを抱えていた「この年になって一年間戦えていないというところと年齢というところで契約して頂いている」と語り、自身の引き際について葛藤していることを明かした
その上で、球団との話し合いを通じて「迷いもなく思い切っていける」と話した
球団の信頼
球団は「今年も戦力として契約している部分がすべて前半の活躍はしっかり評価されている」と話し、宮西投手への期待を表明した
この発言を受けて、宮西は「気持ち的にスッキリしました」と感謝の気持ちを述べた
今季の成績と偉業
宮西投手は今季、31試合に登板し、防御率3・20、1勝1敗12ホールドの成績を収めたまた、9月23日の楽天戦ではNPB史上4人目となる通算900試合登板を達成し、初登板から全てリリーフとしての900試合登板は、史上初の偉業である
将来への思い
今後について宮西投手は「もう選手として」と言及し、来季に向けて前向きな気持ちを示した精神的支柱としてもチームを支える役割を担っていることから、その経験を活かした指導力にも期待が寄せられる
宮西尚生投手のFA権行使の決断は、彼のキャリアにおける重要なターニングポイントとなるかもしれません。年齢を重ねた今でも彼がチームに残るという選択は、若手選手たちにとっても大きな励みとなるでしょう。信頼され続ける選手として、来季の活躍が期待されます。
キーワード解説
- 海外フリーエージェント（FA）とは？: FAは選手が契約の縛りがなく、自由に他チームとの契約交渉を行える権利のことです。
- リリーフとは？: リリーフは先発投手が降板した後に登板する投手のことで、試合の流れを維持する重要な役割を持っています。
