オリックス・佐藤一磨選手が出力向上に向けた密着指導を受ける

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オリックス・バファローズの育成出身、6年目の左腕投手、佐藤一磨(24)が、出力改善に向けて首脳陣から密着指導を受けている

高知で行われている秋季キャンプの第1クール3日目にあたるこの日は、今キャンプでは2度目となるブルペンでの投球を行った

投球フォームの改善

投球後、厚沢投手コーチから投球時の左足の使い方についての指導を受け、さらに助走をつけての投球練習を繰り返した

比嘉コーチや平野兼任コーチのサポートも得ながら、岸田監督もその様子を見守り、時折アドバイスを送る姿が見受けられた

昨シーズンからの出力の低下

岸田監督は、「体を使えていない部分がある」と指摘し、今年の出力が昨年の交流戦で記録した148キロから、現在は140キロ前後に落ちていることを問題視している

変化球の扱いは以前よりも向上しているが、スピード面では課題が残っていると考えられる

選手自身の気づき

佐藤選手自身も今回の取り組みを通じ、「左半身が上手く使えていない」と認識した

重心の置き方についても新たな気づきを得たようだ

午後には球団トレーナーとの長時間にわたる議論を通じて、身体の使い方についてのレクチャーを受け、さらなる理解を深めた

今後の期待と課題
今シーズン、ウエスタンリーグで10勝を挙げ、最多勝を獲得した佐藤選手は、1軍でも1勝を記録した実績を持つ

助走をつけた際には145キロを計測するなど、出力への期待も高まっている

今後、メカニクスの理解を深め、さらなる成長が期待される

佐藤一磨選手が受けた指導内容や、自身の課題を認識する様子は、プロ選手としての成長過程を表している。指導を受けた結果、身体の使い方について新たな発見をしたことは、今後のパフォーマンス向上につながると期待される。
キーワード解説

  • 出力とは?出力は、投球のスピードや力強さを示す指標で、投手がどれだけ速くボールを投げられるかを指します。
  • メカニクスとは?メカニクスは、体の動かし方や投球動作の流れを指し、効率的な投球を実現するために重要です。

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