中日の石川昂弥、秋季キャンプでの打撃を披露

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中日の内野手、石川昂弥(24)が高知市の春野総合運動公園野球場で行われた秋季高知キャンプのシート打撃において、左翼席へ本塁打を放ち、球団内外で話題を呼んでいる

シート打撃で軽快なスイング

石川はキャンプ第2クールの3日目、打席に立つと最初の2球を見極めた後、3球目の141キロの直球を捉えた

打球は低めの球を力強く振り抜き、左翼フェンスを超える一撃となった

ファンからの大歓声の中、彼は「打ったのは低め

良い感触でした」と振り返った

進化した打撃フォーム

石川は今キャンプで打撃フォームの見直しを行っており、シーズン中に取り入れていた「すり足」という技術を活かした

その結果、8月中旬からは実戦復帰し、2軍での計20試合で7回のマルチ安打を記録するなど、良好な成績を残している

怪我からの復帰

しかし、シーズン初めに左脇腹の痛みを抱え、出場選手登録を抹消された

治療に専念した後、10月中旬までリハビリを続けたが、試行錯誤の末、ようやく自信を取り戻し、再びバットを振る喜びを味わっている

充実したキャンプ生活
自ら参加を志願した高知での秋季キャンプでは、「時間があればできる限りバットを振り込みたい」との意気込みで練習に取り組んでいる

1キロのマスコットバットを用いたトレーニングを行い、充実した日々を送っているとのことだ

石川昂弥選手の復帰と、秋季キャンプでの打撃フォーム改良の努力は、今後のシーズンに期待を持たせます。彼が成長した技術を活かし、チームに貢献する姿が楽しみです。
キーワード解説

  • シート打撃とは?打撃練習の一形態で、ピッチャーが実際に投球し、バッターが打つ動作を行うことで、実戦に近い形でスイングの感覚をつかむことが目的です。
  • マルチ安打とは?同じ試合で2回以上のヒットを打つことで、特に打撃が好調であることを示します。
  • すり足とは?足をしっかりと動かしてバットを振るテクニックで、より正確にボールを捉えるための助けになります。

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