阪神・伊原陵人、2年目に向けて課題克服を目指す

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阪神タイガースの伊原陵人投手(25)が、ルーキーシーズンを振り返り、今季の課題を明確にしながら秋季練習に邁進している

9日、彼は2軍本拠地である「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」で行われたトレーニングに参加し、フィジカルトレーニングに取り組む姿を見せた

伸びしろのある選手として、来シーズンに向けた準備を進めている

ルーキーイヤーの振り返りと課題認識

伊原は、自身の昨年のパフォーマンスを分析し、「レベルアップのことしか考えていない」と明言

特に、シーズンを通じて自分自身の体力とピッチング技術の不足を痛感したという

彼は「体が強くないと一年間戦えない」との認識から、現在はフィジカルを強化するトレーニングに注力している

実戦経験と新たな挑戦

伊原は、昨シーズンに先発として17試合、中継ぎとして11試合に登板し、合計28試合で5勝7敗を記録

防御率は2.29となり、チームの2年ぶりのリーグ優勝に貢献した

日本シリーズでも中継ぎとしてベンチ入りしており、経験豊富なメンバーに囲まれて成長を続けている

2年目の壁を打破するために

プロ野球選手としての成長過程では、2年目の壁と呼ばれる現象が存在する

これは、1年目の成功が原因で相手バッターから研究され、成績が下降する可能性のことを指す

伊原はこの壁を意識しつつも、「自分のボールを投げれば抑えられることも分かった」と自信を持っている

高知・安芸での秋季キャンプへ
伊原は11日より高知・安芸で行われる秋季キャンプに参加し、そこでさらなる努力を重ねる意向を示している

「投げ込みを通じてスキルアップを図れる」と意気込みを語った

より一層の成長を目指し、彼はトレーニングに取り組む

伊原選手の成長への意欲は素晴らしいものです。ルーキーイヤー後の課題をしっかりと直視し、次のステップに進むための取り組みをしている姿は、多くのファンにとって安心感を与えるでしょう。フィジカルトレーニングに注力することで、さらに強い選手になっていくことが期待されます。
キーワード解説

  • フィジカルとは?:体力や筋力、体格などの身体的な要素全般を指します。選手にとっては特に重要な要素です。
  • 防御率とは?:ピッチャーがどれだけ得点を防げたかを示す指標で、数値が低いほど良い成績を意味します。
  • 中継ぎとは?:先発投手が降板した後に登板する投手のこと。試合の流れを変えたり、試合を締めくくる重要な役割があります。

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