両チームが合計で19得点を記録し、試合時間は5回終了時点で2時間を超えるほどの壮絶な攻防が展開された
試合の初回、侍ジャパンは横浜DeNAベイスターズの牧選手や読売ジャイアンツの岡本選手の適時打が続き、4連打で4点を先取する幸先の良いスタートを切った
4回には広島の小園選手が2点タイムリーを放ち、5回には阪神タイガースの森下選手が2ラン本塁打を記録
結果的に、侍ジャパンは5回までに10点を奪い、打線は序盤から活発そのものだった
しかし、試合の流れを変えたのは3番手ピッチャーの隅田知一郎選手（西武）だった
左腕の隅田選手は、3回からマウンドに上がるも、制球力に苦しみ、3回に5失点、4回に2点を失い、最終的には5回までに9失点を喫する結果となった
計5四球を許し、予定していた3イニングを投げ切ることができず、2回2/3の投球で無念の降板を余儀なくされた
この試合は、侍ジャパンにとって実力を計る貴重な機会であったが、もろさも露呈した
今後の実戦に向けた課題が浮き彫りとなる結果となった
今回の練習試合では、侍ジャパンの打撃力が際立つ中、ピッチング陣の課題が浮き彫りとなりました。特に隅田選手の制球力の不安は今後の試合に向けた大きな課題となりそうです。一方で、打撃陣の活躍は明るい材料と言えるでしょう。
キーワード解説
- 侍ジャパンとは？日本のプロ野球チームから選抜された選手たちで構成される国家代表チームのことです。
- 制球とは？ピッチャーが意図した通りにボールを投げる技術を指します。制球が悪いと打者に簡単に打たれてしまいます。
- 四球とは？ピッチャーがボールを投げて、バッターが打席に立ったまま、4回ボールが送られることをいいます。これによってバッターは塁に出ることができます。
