DeNA森原康平、国内FA権行使せずに横浜残留を決意

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DeNA森原康平が国内FA権を行使せず残留を決断

横浜DeNAベイスターズの投手、森原康平(33)が、2025年シーズンの国内フリーエージェント(FA)権行使を行わず、チームに残留することを決めた

球団側は彼に対して複数年契約を提示している模様であり、森原選手は熟考の末に横浜愛を選んだことが分かった

福音の道を開いた初年度

森原選手は2022年7月、東北楽天ゴールデンイーグルスからトレードで横浜に加入し、新たな環境の中で徐々に存在感を高めていった

彼は主にセットアッパーやクローザーとして起用され、昨シーズンには自己最多となる29セーブを記録

特に日本シリーズでは優勝を決定づける胴上げ投手としての役割も果たした

ファンへの感謝の念

今シーズンの後半にも状態を上げ、クライマックスシリーズ(CS)では再び守護神としてチームに貢献した森原選手は、FA宣言の期限が迫る中、球団との直接交渉を通じて慰留に心を動かされたという

彼の残留理由は、金銭面や契約年数以上に、チームからの温かいサポートとファンへの感謝の気持ちが大きかった

横浜での目標
彼は「日本一の瞬間にマウンドから聞こえた大声援や、後に映像で見た横浜の街全体の盛り上がりに感動し、力をもらいました

応援してくださる全ての方々への感謝の気持ちを持って、来年からも腕を振っていきたい」と意気込みを語った

森原康平選手の残留決断は、選手と球団の関係だけでなく、ファンとのつながりが大きな要素となっています。彼がチームの環境やファンの応援を大切にしている姿勢は、他の選手たちにも良い影響を与えるでしょう。これからの彼の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • 国内FA権とは?:プロ野球選手が契約満了後、他球団への移籍を希望する際に行使できる権利です。これにより、選手は自由に契約先を選ぶことができます。
  • クローザーとは?:試合終盤の重要な場面で登板し、勝ち試合を確実にする役割の投手です。特に試合の最後を締めるため、精神的な負担も大きいです。
  • セットアッパーとは?:クローザーの前に登板し、得点を許さないように試合をつなぐ投手です。重要な局面での登板が求められます。

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