今季、左ふくらはぎの違和感に苦しみ、46試合の出場のみでシーズンを終えた今宮は、現役時代に30代半ばに同じ部位を痛めた小久保裕紀監督(54)から学んだ故障防止のアドバイスを実践することを決意した
トレーニングでは、まずみずほペイペイドーム周辺をジョギングし、その後ウエイトトレーニングに移行
彼は「(今年は)振り返ってもケガしかしていない1年だった
来年35歳になる
もうひと勝負したいので、ケガをしないようにしなければ勝負もできない
」と語り、強い決意を示した
今季のパフォーマンスと痛みの経験
今宮は今季、打率・255、2本塁打、12打点を記録しかし、春季キャンプ中に左ふくらはぎの違和感を覚え、9月にも再び離脱する事態に見舞われた
このような状況から小久保監督にアドバイスを受け、「じわっと」感覚を持ちながら精神的にも調整することが肝要とされている
小久保監督からのアドバイス
小久保監督は「ふくらはぎに関しては“じわっと”刺激を入れていければいい鍛えすぎずに、徐々に負荷をかけることが大事」と述べ、自身の経験をもとに若手選手たちへのメッセージを強調した
競争の激しい環境
今宮のポジションには、侍ジャパンのメンバーである野村や活躍を見せた川瀬など、新たな才能が台頭している今宮は「今年はいろんな選手が皆、力を発揮してアピールした1年だったので、来年簡単にはいかないが、頑張るしかない」と、強い競争心を持って来季に臨む姿勢を見せた
今後の展望
球界屈指の守備力を誇る今宮は、来シーズンの逆襲を目指して準備を進めている体に蓄積される負担を軽減し、万全の態勢でチーム内の競争に挑むことが期待されている
今宮健太選手の自主トレは、自らの故障を克服し、再び輝くための重要なステップです。以前からの経験を基に、正しいトレーニング方法を実践する姿勢は、多くの選手にとって模範となるでしょう。彼の決意がどう実を結ぶのか、来季に大いに期待が寄せられます。
キーワード解説
- 自主トレとは?プロ選手がシーズンオフや怪我からの復帰のために自分自身で行うトレーニングのことを指します。
- ふくらはぎとは?脚の後ろ側にある筋肉のことで、移動や走るために非常に重要な役割を果たします。
- 復活とは?怪我や不調から回復し、再び本来の力を発揮することを意味します。

