阪神・西純矢、野手転向後の実戦デビューで見せた成長と今後の期待

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
<練習試合:中日-阪神>◇11日◇高知市春野秋から野手に転向した阪神タイガースの西純矢選手が、練習試合で実戦デビューを果たしました

試合は春野の球場で行われ、中日ドラゴンズと対戦しました

9回表、西選手が代打で登場すると、スタンドから大きな拍手が送られました

アナウンスで名前が呼ばれると、さらに声援が増え、ファンの期待の高さが伺えました

西選手は左腕の福田投手に対し、初球を見逃すと続く2球で追い込まれました

しかし、3球目と6球目にはしっかりとバットを振り、ファウルを打つことで粘りを見せました

最終的には2-2のカウントで7球目、低めのきわどいコースに投げ込まれた143キロの直球に対して見逃し三振

本人は「久しぶりの打席で非常に緊張した

投手の球を打つのも2年ぶりぐらいで、ファウルにできたのは良かったが、出られたからには打ちたい気持ちがあった」と悔しさを表しました

試合後、西選手はファンからの応援に感謝の意を示し、「一生懸命頑張ろうと思います」と語りました

阪神の藤川監督は「緊張したと思うが、彼の練習態度が評価されており、しっかりと競争に挑んで欲しい」と期待を寄せました

また、平田2軍監督からも学んだ態度が成長に繋がることを望んでいる様子も見受けられました

西純矢選手の実戦デビューは、野手としての新たな挑戦の第一歩です。ファンからの期待も大きく、今後の成長に注目が集まります。藤川監督のコメントからも、彼が将来の阪神を担う選手としてのポテンシャルを持っていることが伺えます。
キーワード解説

  • 実戦デビューとは?試合で実際にプレーすることを指し、選手が自分の能力を発揮する大きなステップです。
  • 野手転向とは?投手から野手にポジションを変更することを意味し、選手の能力を最大限に活かすための決断です。
  • 見逃し三振とは?投手が投げた球を打たずにストライクになり、アウトとなる打法の一つで、投手の球を見極める能力が求められます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。