阪神近本光司、FA権行使せず残留を決定

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2025年11月11日、阪神タイガースの外野手・近本光司(30)が、国内フリーエージェント(FA)権の行使をせず、チームに残留することを正式に発表した

この決定に至るまで、近本は約10時間の長時間にわたる話し合いを球団幹部と行い、真剣に自身の未来を考える時間を持った

長時間の会談とその背景

FA権とは、選手が他球団と契約する権利を取得する制度であり、通常はその権利を行使する場合、新たな契約を引き出すための重要な手段となる

近本は、その申請期限が迫る中、午前10時から始まった会談が、午後9時に球団から公式発表があるまで続いた

発表の瞬間

会談の結果、「宣言せずに残留」との報告を受けた際、近本と球団の竹内副本部長は報道陣に対し「お待たせして申し訳ありません」と謝罪の意を示した

近本は、この12日間の申請期間を振り返りながら、様々な話し合いの中で自らの決断を下したことを振り返った

選手としての思い

近本は、「本当に悩みました

でも最終的には来年からまた頑張ろうというモチベーションを持ってやることを決めました」と述べ、来シーズンへの期待感を示す

また、野球以外の話題にも時間が割かれたことが「いい経験になった」と語り、今後のプロ野球人生を見据えた上での決断であった

近本光司選手のFA権行使をめぐる決断は、多くのファンにとって注目のニュースとなった。長時間の会談を経て、選手自身が未来を見据えた選択をしたことは、チームへの忠誠心や成長意欲を示すものであり、来シーズンへの期待を高める要因となるだろう。
キーワード解説

  • FA権とは?選手が所属するチームから移籍するために、他球団と自由に契約を結ぶことができる権利のことを指します。

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