田和投手はサイドスローから最速152キロを投げる右腕で、早大ではリリーフとして優れた成績を残しています
特に彼の武器となるのは、2種類のシンカーと呼ばれる変化球です
シンカーはボールが浮き上がることなく、急激に落下するため、打者にとっては非常に打ちにくい球種です
田和投手は、巨人について「自分が小さい頃から常勝軍団でずっと勝ち続けているイメージがある」と語り、そのイメージを持ちながら夢を追っています
さらに、巨人の球団OBである王貞治氏と同じ早稲田実業高校出身であることから、「その王さんが残した成績に負けないぐらいの気持ちでプロの世界に挑みたい」と語る姿勢が印象的です
プロ入りに際して、早稲田大学の小宮山悟監督からは「プロをなめるな」と喝を入れられた田和投手
この厳しい言葉には「言葉の重みを感じた」とのこと
小宮山監督の実績からくる強い発言を胸にプロへの決意を新たにしています
田和投手が操るシンカーは、元西武ライオンズの潮崎哲也氏や、ヤンキースのデビン・ウィリアムズ投手の投球を参考に習得したものです
「30センチくらい落ちる」と言われるこの球は、他の投手には真似できない唯一無二の武器として期待されています
巨人の阿部慎之助監督は、田和投手の先発投手としての活躍を期待しており、田和投手も「正直びっくりした」と嬉しい気持ちを明かしました
その後、「やらなくちゃダメだなと思えたので、いろいろな準備をしたい」と今後の役割を果たす覚悟を示しています
田和投手は、プロ1年目の目標として「1軍に定着し、1年間を通してブルペンを守り抜く存在でありたい
先発ならローテーションに食い込めるように」と具体的な目標を掲げています
期待の若手選手として、今後の成長が楽しみです
田和廉投手が巨人からドラフト2位指名を受け、プロの世界に挑む姿勢は非常に前向きです。特に王貞治氏を目標とする姿勢が印象的であり、彼の成長が期待されます。シンカーという独自の球種を武器に、プロの舞台で活躍することができるか注目されています。
キーワード解説
- ドラフトとは？ドラフトはプロスポーツの選手選考制度であり、各球団が若手選手を指名する仕組みを指します。
- シンカーとは？シンカーは野球の変化球の一種で、投げたボールが急激に落ちる特性を持つ球種です。
- リリーフとは？リリーフは試合中に先発投手が降板した際に登板する投手の役割を指します。
