カウント2－2から日本ハムの石川の直球を捉え、見事に左翼スタンドに運んだ
渡部選手は「おかわり君2世」や「ベッケン」、「よくばり君」といった愛称で親しまれており、期待の若手選手として注目されていた
彼は桐蔭横浜大から2020年のドラフト1位で西武に入団
一時は110キロ台の巨漢として、大きな期待が寄せられたが、プロ入り後は成績が伸び悩んでいた
プロ1年目の2020年にはたった6試合の出場で、1本の本塁打を記録したのみであった
2023年には6本塁打を放つも、昨季はゼロ本塁打という結果に終わり、背番号も8から66に変更された
今季は2軍での調子が良くなってきた矢先に、足の肉離れを発症し、再びチャンスを逃してしまった
シーズン終盤には2軍で1試合4安打をマークするなど回復の兆しを見せていたが、球団内での強い期待には応えられず、戦力外通告を受けることとなった
打撃スタイルの変遷
渡部選手の打撃スタイルは、力強いフルスイングが特徴であり、特に長打力が求められる内野手として期待されていたしかし、成績が低迷する中で、技術や精神面での課題も指摘されていた
トライアウトの意義
プロ野球のトライアウトとは、戦力外通告を受けた選手が再度プロの舞台に立つ機会を得るための試験であるこれにより、選手が自身の実力をアピールし、新たなチームとの契約を目指す機会を与えられる
西武の渡部選手がトライアウトで初打席本塁打を記録したのは素晴らしいアピールになります。彼には今後、再びプロの舞台で活躍する機会が訪れることを期待しています。
キーワード解説
- トライアウトとは？
- 内野手とは？
- 長打力とは？
