西武渡部がトライアウトで本塁打、復活を賭けた一打が注目を浴びる

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<トライアウト>◇12日◇マツダスタジアム 埼玉西武ライオンズの渡部健人内野手(26)が、プロ野球のトライアウトにおいて印象的な本塁打を放った

渡部は第1打席で日本ハムファイターズの石川の直球を捉え、左翼スタンドへの大きなアーチを描いた

この日の彼の成績は、8打席中1本塁打と1四球であり、「悔いなくやることができました

1打席目のホームランが一番アピールになったと思います」と自信に満ち溢れた表情で語った

渡部は、桐蔭横浜大学から2020年のドラフトで1位指名を受けて入団した選手であり、「おかわり君2世」「ベッケン」「よくばり君」といった愛称でファンに親しまれている

プロ入り初年度は6試合の出場に留まり、プロ初本塁打はただ1本のみであった

2023年には合計6本塁打を記録したが、昨季は0本塁打という結果に終わった

背番号も当初の8から66に変更され、周囲の期待に応えられずにいた

今季の彼は、二軍での調子が上がったところで足の肉離れを起こし、チャンスを生かせなかった

シーズン終盤には二軍での試合で1試合4安打を記録するなど、徐々に調子を戻していたものの、球団内の期待には応え切れずに戦力外通告を受けた経緯がある

渡部は「とにかくまっすぐを待って振り抜きました

体はすごく動くので、その点を見せていきたいと思ってやっていました」と語り、復活を果たすための意気込みを示している

渡部健人選手のトライアウトでの本塁打は、彼の今後のキャリアに大きな影響を与える可能性があります。怪我や出場機会の減少から復活を目指している彼にとって、この一打が転機となるかもしれません。ファンや球団からの期待が高まる中、彼がどのように次のステップに進むのか注目されます。
キーワード解説

  • トライアウトとは?:トライアウトは、プロ野球選手が他の球団に自分のプレーをアピールするための機会を指します。戦力外になった選手や新たなチャンスを求める選手が参加します。
  • 本塁打とは?:本塁打は、打球がフェンスを越えて飛び込むことを意味し、打者にとっては最も喜ばしい結果です。1回の打席で塁を3つ全て踏み、得点を得ることができます。
  • 肉離れとは?:肉離れは、筋肉が無理な負荷を受けることで部分的に損傷することを言います。これにより痛みや運動制限が生じ、選手にとって大きな障害となります。

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