オリックス・紅林弘太郎と若月健矢が第54回三井ゴールデン・グラブ賞受賞

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日本野球機構(NPB)は12日、「第54回三井ゴールデン・グラブ賞」の受賞選手を発表しました

この賞は、野球選手の中でも特に守備が優れた選手に贈られるものであり、各ポジションにおいて最も技術力の高い選手が選ばれます

パ・リーグのオリックスからは、遊撃手部門で紅林弘太郎内野手(23)が初めて受賞し、捕手部門では若月健矢捕手(30)が2年ぶり2度目の栄冠に輝きました

紅林は今季、115試合で遊撃手として出場し、守備率はリーグ2位の・986を記録しました

この守備率は選手が守備時にどれだけアウトを取ったかを示す指標で、数字が高いほど守備が優れていることを意味します

彼は7失策を記録しましたが、7月末には右肩関節内インピンジメント症候群と診断され、一時的にチームを離れることになりました

この症状は、肩の関節内で筋肉や腱が圧迫されることを指し、痛みや運動制限を引き起こすことがあります

しかし、復帰後も彼は強力な肩と球際の強さを示し、初のゴールデン・グラブ賞を獲得することに成功しました

彼は「まさか自分が選ばれるとは思っていなかった

憧れの賞でもあり、嬉しい気持ちでいっぱい」とコメントしました

一方で、若月は今季118試合に出場し、ブロッキング能力の高い守備と強肩によるスローイング、さらにリード面でも投手を支える重要な役割を果たしました

ブロッキング能力は捕手がボールを受け止める能力で、これが高い選手はミスを少なく抑え、得点を防ぐことが可能です

彼は侍ジャパンの合宿後に「取れたことは本当に素直に嬉しい」と喜びを語り、盗塁阻止率・219については反省点として挙げました

この数字は、彼が何回盗塁を阻止できたかを示すものであり、前年の同・474と比較して大きく落ち込んでしまったことに自らの課題を語りました

「来年に向けてもう一度基礎基本を作り直したい」とさらに技術向上に意欲を見せました

オリックスの紅林弘太郎選手と若月健矢選手がゴールデン・グラブ賞を受賞したことは、彼らの守備力が非常に高いことを示しています。また、若月選手は更なる技術向上を目指している姿勢が印象的です。今後の成長に期待が寄せられます。
キーワード解説

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