巨人阿部監督が李承燁氏に打撃コーチ就任を打診

プロ野球チーム、読売ジャイアンツの阿部慎之助監督（46）は、今季の秋季キャンプの最終日となる13日に、臨時コーチとして参加していた李承燁氏（49）に対して、来季の打撃コーチとしての正式なオファーを出したことを明かしました

これにより、李氏がチームに加わることが期待され、チーム全体に良い影響を与える可能性があります

李承燁氏の経歴と指導実績

李承燁氏は、日韓通算で626本塁打を記録した実力派の打者であり、2006年から2010年までの間に巨人でプレーしていました

キャンプ期間中には若手選手たちに対して熱心に指導を行い、特に佐々木俊輔外野手（26）、門脇誠内野手（24）、浅野翔吾外野手（20）らに寄り添った指導が評価されています

監督の期待と李氏の反応

阿部監督は、李氏の指導を受けて選手たちが成長することを期待しており、感謝の意を表明しています

一方、李氏は自らのコーチ就任について「光栄」としつつも、家族と相談して判断したいとの意向を示しました

今後のキャンプへの意気込み

阿部監督は今季のキャンプを振り返り、「大きなけが人も出なくて、みんな最後まで頑張った」と述べ、選手たちの努力を称賛しました

また、2月に行われる春季キャンプに向けては「長い練習になる」と語り、厳しい練習を予告しています

李承燁とは？

李承燁（イ・スンヨプ）

1976年8月18日生まれ、韓国・大邱広域市出身の元プロ野球選手

95年に韓国プロ野球のサムスンに入団し、324本塁打を放つ

その後、2004年から日本のロッテ、巨人、オリックスでプレーし、日韓通算で626本塁打を記録

2011年にサムスンに復帰し、17年まで現役を続けた

阿部監督が李承燁氏を打撃コーチ候補に挙げたことで、巨人の来季に向けた布石が打たれた。李氏の経験や指導力が若手選手にどう影響するか注目であり、監督の厳しい意気込みも伝わってくる。

キーワード解説

• 打撃コーチとは？野球チームにおいて選手の打撃技術や戦術を指導する役割を担います。
• 臨時コーチとは？特定の期間にだけチームに参加し、選手や指導者をサポートする役割を持つコーチのことです。
• キャンプとは？シーズン前に行われるトレーニング期間で、選手の技術向上やチーム作りが目的です。