阪神タイガース・伊藤稜投手、契約更改を結び来季へ意欲を示す

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阪神育成選手・伊藤稜投手が契約更改を締結

阪神タイガースの育成選手である伊藤稜投手(26)が、秋季キャンプの休日である14日、高知県内のチーム宿舎で契約交渉を行い、50万円増の年俸350万円でサインしたことが明らかになりました

契約交渉の内容

伊藤投手は契約更改後、報道陣の取材に応じ、「1年間投げられたのは良かったけど、これに満足せず、支配下を勝ち取るために頑張りたい」と語りました

支配下登録とは、育成選手から正式な選手へと昇格することを意味します

昨シーズンのパフォーマンス

伊藤投手は、2021年の育成ドラフトで1位指名を受けて中京大学から阪神に入団しましたが、一時は故障にも悩まされました

それでも、4年目の今季はファーム公式戦において自己最多の23試合に登板し、18試合で先発を務め、チーム最多タイの8勝を挙げ、7敗、防御率は2・63という成績を収めました

このシーズンは、彼にとって初めてフルシーズンを投げきる年となりました

今後の課題と目標
伊藤投手は「真っすぐの強さや、ゾーンでファウルを取る感覚を1年間で身につけた

無駄なボール球の改善や、初球のストライク率を向上させ、変化球の精度も磨いていきたい」と今後の目標を語りました

彼は現在、高知県安芸で行われている秋季キャンプに参加しており、来シーズンに向けた準備を続けています

伊藤稜投手の契約更改は、彼の努力と成果を反映した結果であり、今後の成長が期待されます。支配下登録を目指す意気込みは、阪神ファンにとっても明るい未来を感じさせます。チームの一員として、さらなる活躍を楽しみにしたいところです。
キーワード解説

  • 契約更改とは?選手とチームが年俸や契約条件について話し合い、新たな契約を結ぶ手続きを指します。
  • 支配下登録とは?育成選手から正式メンバーに昇格することを意味し、選手にとって大きなステップとなる。
  • 防御率とは?投手が与えた得点数を表す指標で、数字が低いほど優れた投手であるとされています。

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