WBCに向けた試合でピッチコムを導入、侍ジャパンの新戦略

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◇15日 「侍ジャパンシリーズ2025 日本VS韓国」(東京ドーム) この日の強化試合では、来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で使用される新技術「ピッチコム」が試験的に導入されました

ピッチコムは、捕手がサインを投手に手信号ではなく、音声で伝えるシステムで、これにより伝達の迅速性が求められる現代野球において、効率的なコミュニケーションが可能です

試合の具体的な様子

試合中、阪神の坂本選手がスタメンマスクをかぶり、左腕に設置した発信機を通じてサインを投げました

その情報はマウンドに立つオリックスの曽谷選手が受信機で確認し、瞬時にプレーを進めることができました

また一塁ベンチにいた巨人の大勢選手や中日提供の高橋宏選手が順番に受信機を装着する場面も見受けられ、リリーフ投手が装着する必要性も示唆されました

井端監督は、宮崎合宿中にリリーフ投手がピッチコムを活用する可能性について言及しており、実戦での有効性を確認することが今後の課題となっています

今後の展望

このように、ピッチコムを用いたサインの伝達は、今後の試合においても重要なスキルとなるでしょう

各チームのコーチングスタッフや選手たちがこのシステムに慣れることで、得点機会を逃すことなく、より一層のチーム力向上が期待されています

今回の試合でのピッチコムの導入は、今後の野球においても重要な一歩と言える。選手たちが新しい技術にどのように対応するかが、試合運びに大いに影響を与えるだろう。
キーワード解説

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