九州国際大付のスーパー1年生・岩見輝晟選手が神宮大会で印象的なデビュー

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

九州国際大付の岩見輝晟投手が神宮デビュー、成長に期待が寄せられる

2025年11月16日、明治神宮野球大会高校の部準々決勝が行われ、九州国際大付は山梨学院を相手に6x-5で勝利を収めました

この試合で注目を浴びたのは、九州国際大付の1年生ピッチャー、岩見輝晟選手です

身長187センチ、体重78キロの恵まれた体格を持つ左腕投手は、「5番・投手」として先発登板しました

試合の初回、岩見選手は3者連続三振に仕留め、その中には山梨学院の超大型二刀流選手である菰田陽生選手から奪った三振も含まれています

この回は、最大140キロの速球を投げ込む力強さを見せつけました

しかし、彼は試合を通じて体力不足を痛感することになります

「初回はいい投球ができたけど、どんどん球速も落ちていって、自分にスタミナがないことがわかった」と語っています

さらに、硬いマウンドで左脚の小指に痛みを感じ、制球に工夫を加える場面もありました

8回には降板後、右翼の守備につくもバックホームで大悪送球をしてしまい、悔いを残すプレーとなりました

しかし、試合は逆転サヨナラ勝ちとなり、結果的に岩見選手は7イニング2/3を投げ切り、4失点(自責3)、8三振を奪う好投を見せました

対強豪チーム相手に4安打に抑えた内容は評価されるべきでしょう

試合後、岩見選手は「この大会で優勝して、冬練でスタミナをつけてセンバツでも優勝したい」と意気込みを語りました

彼は福岡市の席田中学校時代に、九州国際大付が甲子園に進出した際に観戦し、「かっこいいなと思った」と当時の印象を振り返ります

なお、彼は県外の強豪高からもスカウトされましたが、あこがれの「九国(きゅうこく)」に進学することを決めました

現在のMAXは144キロに達しており、しなるような柔らかい左腕から繰り出される速球は切れ味が抜群です

中日・三瀬スカウトも「まだ体が華奢なので、今後の成長に期待できる

楽しみしかない」とその成長を楽しみにしています

今回の記事では、九州国際大付の岩見輝晟選手の神宮大会デビューについて詳しく描かれています。彼の成長のために課題が残った部分もありましたが、将来への期待が高まる内容です。特に彼に対するスカウトの評価からも、今後の成長が楽しみであることが伝わります。
キーワード解説

  • 左腕とは?左手で投球する投手のことを指します。右利きの選手に対して、左利きの選手が持つ利点は、右打者に対して不利になることが多いです。
  • スタミナとは?持続的な運動を行うための体力を指し、特に長時間の活動で求められる力を意味します。投手にとっては特に重要です。
  • 三振とは?打者が投球されたボールを打たずに三回ストライクでアウトになることで、投手の力強い球が打者を圧倒した証拠です。
  • 四安打とは?投手が与えたヒットの本数を指し、少ないほど良い成績とされます。強豪相手に0点で抑えることは、優れた投球内容を示しています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。