阪神 藤川監督が高卒2年目と育成捕手を来春キャンプに抜擢
2025年11月16日、安芸市営球場で行われた練習試合で阪神タイガースが中日ドラゴンズに0-4で敗戦する中、藤川球児監督(45)は来春キャンプの宜野座組に抜擢される選手を発表しました高卒2年目の内野手・百崎蒼生(20)と、1年目の育成選手・嶋村麟士朗捕手(22)の2名が含まれ、ともに初の宜野座組参加となります
さらに、門別啓人(21)、木下里都(24)、井坪陽生(20)と計5名が名を連ねました
百崎は昨秋のキャンプでの参加すら叶わなかった選手ですが、春季キャンプに向けた期待の声が高まっています
特に、顔面への死球により大けがを負った彼は、約3か月のリハビリを経て実戦復帰し、直近の練習試合では二塁打を放って完全復活を示しました
また、守備面でも三塁のみならず二塁や遊撃にも対応し、ユーティリティ性の高さを見せています
嶋村も注目の若手選手です
試合では藤田と交互にマスクをかぶる形式で出場し、監督からは「キャッチャーとしてのリードの理解度があった」と高く評価されました
彼は糸井選手からも「本当にいいスイング」と称賛された打撃力があり、今後の成長に期待がかかります
藤川監督は「秋季キャンプの打ち上げを待たずに、春季キャンプでのスタートメンバーを明言したのは異例の早さ」とも語り、来季は球団初の連覇を目指す中、これら若手選手の成長を重視しているのが感じられます
18日には秋季キャンプも終了し、オフ期間も若虎たちの進化が期待されます
この記事からは、阪神タイガースが選手の若返りを進めており、特に百崎選手と嶋村選手の成長に注目していることがわかりました。若手選手にとってキャンプでの経験は、今後のキャリアに大いに影響を与える重要な機会です。彼らがどのように成長し、来季のチームに貢献できるか、期待が高まります。
キーワード解説
- 藤川監督とは?阪神タイガースの現監督で、過去には名投手として活躍。
- ユーティリティとは?複数のポジションでプレーできる選手のことを指す。
- リハビリとは?怪我や病気からの回復のための訓練や治療のこと。
- 宜野座とは?沖縄県にあるキャンプ地で、プロ野球チームが春季キャンプを行う場所。

