今井達也投手のメジャー移籍を巡る争奪戦、パドレスが興味を示す

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西武ライオンズの今井達也投手(27)が、ポスティングシステムを利用してのメジャーリーグ移籍を目指している中、サンディエゴ・パドレスが彼に関心を寄せていることが明らかになった

MLB公式サイトでは、同球団が現在の先発ローテーションにおける不足を解消するために今井が適任であると指摘している

パドレスの現状

パドレスは、シーズン中にフリーエージェント(FA)となったシース、キング、コルテスの3投手を失い、さらに右肘の手術を受けたダルビッシュ有投手(39)の来季の出場が全休となる見込みだ

このような中で、今井の獲得はチームの力強い先発陣を構築するうえで大きな助けとなるだろう

過去の成績を考慮した評価

投手名 先発試合数 勝利数 敗北数 防御率
今井達也 - - - -
ピベッタ 31 13 5 2.87

補強の必要性

パドレスは過去数年間で多くの先発投手を使用しており、2025年にはその6人が計89試合に登板している

マスグローブの復帰が期待されているものの、現状では確定している先発投手はピベッタのみであることから、今後の補強が急務である

移籍金の動向
米スポーツサイトのトレードルーモアーズでは、今井の移籍金が「6年総額1億5000万ドル(約232億円)」に達する可能性があると見積もられている

しかし、パドレスは13日に球団売却の可能性を示唆しており、経営の不透明感が移籍の障害になっていることが懸念されている

今井選手のメジャー移籍について、パドレスが興味を示したのは、チームの先発投手陣における明らかな不足から来ている。特に、ダルビッシュ選手の全休が確定しており、今井の獲得はチームの競争力を維持するために必要不可欠と言えるだろう。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?:日本のプロ野球選手がメジャーリーグに移籍する場合に用いる制度で、選手の権利を守るもの。
  • フリーエージェント(FA)とは?:契約が満了し、他チームと自由に契約できる選手のこと。
  • 防御率とは?:投手が9イニング(約8試合)に対してどれだけ失点したかを示す指標で、数字が低いほど優秀とされる。

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