ポスティングシステムとは、日本のプロ野球選手がメジャーリーグに移籍する際に利用される制度で、球団は選手をMLB（メジャーリーグベースボール）に提示し、移籍先が決まるまでの交渉権を持つことになる
巨人の編成本部長、吉村禎章氏は、10月22日に岡本のメジャー挑戦を容認したことを正式に発表した
岡本は会見で「ずっと行きたいという気持ちはあった
どれだけ戦えるのか勝負したい」と意欲を表明した
岡本の代理人であるスコット・ボラス氏は、日本時間13日にアメリカでの取材に応じ、彼の評価について、「三振が少なく、守備面でも評価が高い
多くのチームが彼を三塁手として見ているし、加えて一塁もこなせることで、彼の複合的な才能が非常に人気となっている」とその評価の高さを明かした
岡本がポスティングシステムを通じてメジャーリーグにアプローチすることにより、全30球団に通知がなされ、交渉期間は45日間設けられる
このため、年内には移籍先の球団が決定する見込みだ
岡本和真内野手のメジャーリーグ挑戦の決断は、彼のキャリアにとって重要な転機と言えるでしょう。特にポスティングシステムを利用することで、帰国後よりもはるかに多くの選択肢が広がる可能性があります。ファンも彼の活躍を期待しており、今後の動向に注目が集まります。
キーワード解説
- ポスティングシステムとは？選手がメジャーリーグに移籍するための申請方法で、日本の球団が選手をMLBに提示することで移籍交渉が行われます。
- メジャーリーグ（MLB）とは？アメリカのプロ野球リーグで、世界中の多くの才能あふれる選手が集まる高いレベルの競技環境です。
- 三振とは？バッターが打席で投球を打ち損ね、ストライクを3回とられることでアウトになることを指します。
