元ベイスターズの徳山壮磨、トライアウトでの印象的なピッチングを振り返る

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プロ野球のトライアウトが11月12日に行われ、元横浜ベイスターズの徳山壮磨選手(26歳)が注目を浴びました

徳山選手は、ベイスターズでの4年間を振り返りながら、トライアウトの特異な雰囲気を語りました

「すごい緊張感のある環境でした

このユニフォームを着て投げるのは最後だったので、ファンの方も来てくださって、ツーシームも思い描いた軌道で投げることができた

悔いのないピッチングができた」と述べ、自身でも満足のいく投球をしたようです

新球ツーシームの効果と今後の展望

トライアウトでは、徳山選手が強調した新球のツーシームが鍵となりました

ツーシームとは、投手がボールを投げる際に、横回転をかけて相手打者にぶつかるようなコースに投げる球種です

この球種の利点は、打者がスイングする際にタイミングを外されやすく、非常に効果的だという点です

打者との対戦

試合では、元西武ライオンズの渡部健人選手が初打者で登場しましたが、徳山選手はインコースにツーシームを巧みに投げ込み、簡単に追い込むことに成功

3球目には146キロの球速で打者のバットをへし折り、結果的にサードゴロに打ち取ることができました

続く打者に対しても同様の攻めで、完全にペースを掌握しました

プロ入りからの苦労

徳山選手は、2021年にドラフト2位で横浜ベイスターズに入団した期待の若手右腕であり、昨シーズンにはプロ初勝利を挙げる等、順調な成長を見せました

しかし、今季は一軍登板がないままシーズンを終え、苦境に立たされています

最終的に29試合に出場し、防御率は2.45という素晴らしい成績を収めたものの、自身のスタイルを確立する機会が得られないままとなっています

最後の自己表現
「今日は、『これからの自分はこのスタイルでいきます』という姿勢をしっかり見せられたと思います」と語る徳山選手

トライアウトは今後の自分の選手生命をかけた大事な場であり、成功を収めたことで次のステージへの道が開かれることが期待されます

徳山選手がトライアウトで見せた投球は、彼の新たなスタイルを示す重要な場面でした。将来的に彼がこのスタイルを確立し、再び一軍で活躍することが期待されます。
キーワード解説

  • ツーシームとは?投手が横回転をかけることで打者のタイミングを外し、効果的に打ち取るための球種です。

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