巨人の浦田俊輔、来季の目標を明言 盗塁王とレギュラー奪取を誓う

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
巨人の浦田俊輔内野手(23)が18日、チームの来季に向け具体的な目標を宣言した

東京・大手町にある球団事務所での契約更改交渉を終え、年俸が100万円アップの1300万円でサインした

浦田は、今シーズンの正二塁手である吉川が開幕に間に合うか不透明な状況を受けて、「自分が1年間フルに働かないと」と決意を示した

今シーズン、浦田は50メートルを5秒8で走る俊足を武器に、自身の目標として、球団では仁志敏久以来となる「2年目以内の開幕1番・二塁」と、2リーグ制後では実に初となる「2年目以内の盗塁王」を掲げている

彼は冷静な表情を崩さずに、強い決意が言葉の端々から溢れていた

契約更改後、浦田は「強気でいかないとやられてしまう

盗塁王は取りたい

もう一度足を磨いて、レギュラー争いに食い込みたい」とコメントし、来季に向け高まる意気込みを語った

監督の阿部も吉川の手術を受けた状況を考慮し、正二塁手は浦田の可能性を示唆している

浦田は、今季は22試合で打率2割8厘、4打点に終わったものの、イースタンリーグではチーム内で2位タイの20盗塁を記録

彼は「足は自分にとってアピールの場所」とし、春季キャンプでのパフォーマンス次第では、開幕の「1番・二塁」の座が見えてくると期待を寄せている

近年の巨人では、吉川が2019年に3年目で「1番・二塁」として開幕スタメンを務めた例があるが、2年目以内では仁志敏久に遡る

さらに、目標として掲げる『盗塁王』を獲得すれば、球団史上最速の記録となり、過去の名選手たちをも超える偉業となる

また、浦田は自身のラッキーカラーである黄色をテーマにした道具を使用し、「心技体の『心』が一番大事だと改めて気付いた

来年に生かしたい

盗塁王を狙うためには、まずはフルシーズンを戦うことが大前提だ」と決意を新たにした

自身のスピードを生かして「黄色い稲妻」としての飛躍を目指す彼の姿勢が注目されている

浦田選手の気持ちや目標に対する姿勢がとても印象的です。若手選手が自分の武器を理解し、それを活かしてチームのために全力を尽くそうとする姿は、ファンにとっても応援したくなる要素です。来季の活躍が楽しみです。
キーワード解説

  • 契約更改とは?:選手の年俸や契約条件を見直し、新たに契約を結ぶプロセスのこと。
  • 二塁手とは?:野球のポジションの一つで、内野の二塁を守る選手のことを指す。
  • 盗塁王とは?:シーズン中に最も多く盗塁を成功させた選手に授与されるタイトルのこと。
  • イースタンリーグとは?:プロ野球の2軍が参加するリーグの一つで、選手の育成を目的とした競技。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。