阪神・大山が甲子園球場にテラス席設置を提案、ネット上で賛否の声

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阪神タイガースの内野手、大山悠輔選手が兵庫県西宮市にある球団事務所にて、契約更改交渉を行い、現状維持の年俸3億4000万で合意しました

交渉後の会見では、甲子園球場に「テラス席」を設置することを要望した発言が注目を集め、SNS上では様々な意見が飛び交う事態となっています

テラス席とは?

テラス席とは、主に野球場の外野フェンス手前に設置される観客席のことを指します

この席が設けられる最大のメリットは、ホームランが打たれる確率が高くなり、試合の観戦がよりエキサイティングになる点です

これまでに楽天やソフトバンク、ロッテなどがテラス席を導入しており、中日ドラゴンズも来シーズンからの導入を発表しています

甲子園の歴史とテラス席の影響

甲子園球場にはかつて「ラッキーゾーン」と呼ばれるテラス席が存在しましたが、高校野球に金属バットが導入された1991年オフに撤去されました

ラッキーゾーンの導入により、打者の本塁打が増加した一方で、投手陣には被本塁打が目立つなど、様々な影響を及ぼしたためです

ただし、大山選手は「テラス席の必要性」について多角的に検討する必要があると述べています

賛否両論の中の声

ネット上での反響は多岐にわたり、「大山の意見に賛同する」とする声や「今の投手陣に負担をかけるべきではない」とする反対意見が入り混じっています

また、観客席の構造や高校野球との関連性についての議論も盛んに行われています

困難な問題である一方、競技の進化やファンの楽しみを問う良い機会とも言えます

今後の展開に注目
テラス席の導入や様々な変更を巡る議論には視点の違いがあるものの、阪神ファンや野球界全体にとって注目すべきトピックであることには間違いありません

大学野球や高校野球とも関連し、慎重な議論が求められます

甲子園球場にテラス席を設置する提案は、阪神の選手たちが試合の見どころを増やしたいという想いから出ています。しかし、選手やファンの意見は分かれており、安全性や球場の伝統を守るべきという声も少なくありません。今後の展開が気になるところです。
キーワード解説

  • テラス席とは?観客席が外野フェンス手前に設置されることにより、ホームランが打たれる確率が高まる席のこと。
  • ラッキーゾーンとは?甲子園球場に1991年まで存在した外野席のことで、金属バットの使用が普及し、撤去された。

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