プロ3年目で迎えた今季、岡留は1軍での出場試合数が昨年の35試合から大幅に減少し、たったの10試合にとどまった
成績は1勝3ホールドに終わり、自身のパフォーマンスについて「ファームでしっかり準備していたが、1軍の中継ぎ陣に入り込めなかった」と振り返った
一方で、岡留は「真っすぐの質や変化球の精度を向上させる必要があり、1ランク、2ランク上げないと現状の中継ぎ陣には食い込めない」と、自らの課題を明確にした
特に「真っすぐのスピードと強さはまだまだ上げられる」と、現在の球速146キロから150キロへの向上を目指す意欲を見せた
また、藤川監督は来季に向けて右の中継ぎピッチャーの台頭を期待しており、岡留の成長に期待を寄せている
岡留は「記事を読んで、そこに入れるようにレベルアップしていきたい」と前向きな発言も残した
今回の岡留投手の契約更改は、昨季からの苦しい状況を反映しているようです。1軍での登板が減少した中で、自己分析をしっかり行い課題を明確化している点は非常にポジティブです。選手が自らの成長を望む意気込みを見せているのは、来季に向けての希望を感じさせます。
キーワード解説
- 契約更改とは？契約更改は、選手がチームと次のシーズンに向けて新たな契約を結ぶことを指します。これにより、選手の年俸が決まることが多いです。
- 中継ぎ投手とは？中継ぎ投手は、先発ピッチャーが投げ終えた後にゲームの中盤や終盤に登板して試合をつなぐ役割を持つ投手のことです。
- ファームとは？ファームは、プロ野球チームの二軍や育成チームを指し、若手選手や成績が振るわない選手が出場するリーグです。ここでプレイして技術を磨きます。
